青い髪の少女との出会い
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た。するとウェンディは向日葵のような笑顔を浮かべ、
「ようこそ!化け猫の宿へ!!」
そう、言ったのだった。
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あれからギルドのメンバーに自己紹介して、家に帰り早速支度をした。まあ支度っつってもする事ないんだけどね。
「さーて、いっちょ行きますか!モンスター狩り!」
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村から出て西へ歩く。さて、ここで問題が発生。
「なんでウェンディいるの?」
「え…えっと……その、フーガさんがどうしても心配だったから…」
泣きそうな声で言うウェンディ。まあいいか、
「なるほどね。まあ付いてくるくらいならいいよ。あ、あと俺のことは呼び捨てでいいよ。この歳でさん付けってのもあれだし。敬語もいいから普通に話してくれ。オーケイ?」
「はい、あ、えっと…うん!フーガ!」
嬉しそうで何よりだ。
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3時間ほど歩いたところだろうか。
「嫌な予感がする。ウェンディ、木の陰に隠れているんだ。いいかい?決して音を立ててはいけない。」
「え?」
「いいから。ここから先は危険だ。」
そして視線を前へ向ける。
「やれやれ、今夜は焼き鳥か…」
俺の足元には、大きな黒い羽毛か一枚、落ちていた。
本当に嫌な感じだ。すると、前方に洞窟が見えてくる。
「ウェンディ、隠れてろよ?」
そう言って慎重に洞窟の方へ歩こうとするが、小枝を踏んで音を立ててしまった。
「やべ、気づかれたか!?」
その時、洞窟から巨大な何かが飛び立つ。ってでけーよ!見た感じ羽を広げたら7mってとこか。てか角、角がある。クチバシの中からは牙も見えるし。全部とんがってるよ。なにこれ、怖い。
「確かにモンスターっぽいな、ありゃ。ターゲットはあれでいいのか」
魔導書つかうか?いや、効果範囲的にウェンディを巻き込みかねん。ならしょうがあるまい。
「界法、つかうか。」
背中に魔力でブースターをつける。
キイン!と甲高い音と共に飛翔する。魔力を抑えて飛んだつもりだが、俺の体は物凄いスピードで怪鳥へと接近する。
「どっせえい!!!」
その勢いを殺さずに拳に魔力を集中させ、怪鳥をぶん殴り、
「そらぁ!!!」
打ち下ろしの拳を叩き込む。
俺
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