第1章
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ーレツの世界に行くのであった。
再び目が覚めると、見慣れない天井があった。
「知らない天井だ」
俺は起き上がり周りを見回す。
「これが例の刀か。後、何でマイクが?」
刀とマイクの横にある手紙を見る。
『無事に《モーレツ宇宙海賊》の世界に転生出来たみたいですね。貴方が今いる場所は、ルクシオールの船長室です。貴方は、この宇宙では伝説な存在となっています。親は亡くなっておられませんが、祖父や父親が伝説の船乗りとなっています。そして、貴方には海明星の白鳳女学院に、テスト生として入学してもらいます』
「はっ!?」
手紙の内容を見て、俺は変な声を出す。
『原作に関わるには、こうするしかなかったですので。後、刀と一緒に置いているマイクですが、万が一武器がなかった場合に歌を歌えば、ある事が起きますので、その時まで使わないで下さい。それでは、よい人生を』
手紙はここで終わっていた。
「ふむ・・・取り合えず、艦内を見て回るか」
俺は船長室を出て、艦内を見て回る。まずは、格納庫だ。
「うお〜!本物だ〜!!ラッキースターとかマジでデカイ!!」
俺は格納庫に置いてある機体を見てテンションが上がる。
「フフフ〜♪来たね♪待ってたよ」
「アンタは・・・」
「君が選んでくれた束さんだよ♪ひっ君」
「ひ、ひっ君!?」
束「名前飛翔だからひっ君♪」
飛翔「あ、在り来たりだな・・・まぁいいけど。コイツらは、束が整備してるのか?」
束「そうだよ♪この艦の事は、束さんにお任せだよ♪」
飛翔「けど、一人じゃ辛くないか?」
束「大丈夫だよ!何だかんだで、皆手伝ってくれるしね☆」
飛翔「ならいいけど。さて、次に行くか」
束「また後でね〜ひっ君♪」
俺は格納庫を出て、再び彷徨く。
飛翔「ここは・・・食堂か?」
「お残しは、許しまへんで〜!!」
飛翔「何で食堂のおばちゃん!?」
そこにいた人物に、思わずツッコミを入れてしまった。確かにご飯美味しいけどさ・・・
飛翔「ま、ま〜これで食事は安心だな。お残しは出来ないけど」
そう思いながら、俺はブリッジに向かった。
飛翔「ここがブリッジか。広いな」
「待ってましたよ船長」
「船長も来た事ですし、自己紹介をしましょうか」
「では私から。レーダー・センサーを担当してます《ココ・ナッツミルク》です」
「航海士の《ナミ》よ」
「通信担当の《朝倉和美》だよ」
「主砲や火器担当の《クレア・リーヴェルト》です」
「船医の《じゅり・
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