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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
コント“襲われるぅ〜”
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れでオリビアのヒスも収まるはずよ!」
よっしゃぁー!
これさえあれば『オリビアの岬』も大丈夫!
「…なぁマリー…『オリビアのヒス』って何?」
少しばかりはしゃぎすぎたのか、お兄ちゃんが疑問を投げかけてきた…
う〜ん…マズッたかしら?
「…あ!………っと…え〜とぉ…や、やだぁ〜、お兄様のえっちぃ!!」
ちょっと強引に話を終わらせる。
だって“ゲームでやったから!”って言える訳無いじゃん!
「え!?あ…ご、ごめん!そんなつもりじゃ………」
うん。上手く誤魔化せるとは思ってなかったよ。
逆にビックリッス!
「きゃー!ダレかタスケてー!!」
そして私の誤魔化しに追い打ちをかける様に、どことなくわざとらしい悲鳴が部屋の外から聞こえてくる。
取り敢えず悲鳴の聞こえてくる方へと向かう私達。
其処にはフードを頭に被り女の子っぽい恰好をしたミニデーモンと、襲いかかるフリをする腐った死体が2体…
何やってんだ?
「なぁティミー…アレ、何やってるんだと思う?」
「さぁ…僕には分かりませんが…父さんの方が詳しいのでは?モンスターや女の子の事なら得意分野でしょう!」
満場一致で何をやっているのか分からない…
私達は呆然と眺めているだけ。
「襲われるぅ〜!タスケて〜!」
何だ、お遊戯会か?
それともコントか?
タイトルは『襲われるぅ〜』って感じ?
「ねぇリュカさん…どうすれば良いんでしょうか?歴戦の冒険者として、良い対処法があるのでは?」
「………放っとかね、こんな奴等!?」
うん、それが良いと思うわ。
でもコントを中断し、ミニデーモンが私達に近付き怒鳴り出す。
「ちょっと、助けなさいよ!か弱い女の子が、凶悪なモンスターに襲われてるんだからね!」
女の子?
口調はそうだけど…そうは見えないなぁ…
どうしたいの?
「お前もモンスターだろが!見逃してやるから、あっち行って友達と遊んでろ!」
流石お父さん…モンスターの扱いに慣れてるわぁ〜
「さ、流石は勇者一行だな!俺様の完璧な作戦を見破るとは…」
えぇ〜…あのコントのどの辺が作戦だったの?
「どうしようティミー…お前突っ込み得意だろ!突っ込んでやれよ!」
「嫌ですよ僕だって!こんなバカに関わりたくない!」
そうよねぇ…関わり合いたくないわよねぇ…
「えぇい、バレてしまっては仕方ない!お前達、やっておしまい!!」
お!演目が変わったぞ…コント『やられキャラ3人集』
“お仕置きだべさぁ〜”って感じで腐った死体にメラを唱える。
ほぼ同時にウルフもメラミで腐った死体に攻撃をする。
「げ!?………瞬殺?」
いくら何でも瞬殺されるとは思っていなかったらしく、予想外の展開にブルってるミニデーモン。
ちょっと可愛い
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