暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
アシムレイトロイド編 愛、覚えていますか 番外
闇の薬師×地獄×電子少女 
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ーグの首筋に噛み付いた。

「があああああああっ!!」

後ろのグロンギたちはせせら笑う。一部の怪人は奥へと進んだ。

ブウロは拍手をしながら言った。

ジャ()()ロロ(もっ)()ジャ()()()ロロ(もっ)()()レギ()()()()()・・・・・・(・・・・・・)!!(!!)

後ろから悲鳴。凄惨な音。ルーグは何とか手を動かし、ナイフをゴオマの顔に突き刺した。

「ギギギギギギギギギッ!!」

ナイフからは血が垂れ、ルーグの手を伝っていく。

あまりの痛みに、ルーグを突き放したゴオマ。

周囲の怪人はゴオマと共にルーグへ飛びかかった。

『集団とは・・・・・・悪趣味ね』

不意に。聞き覚えのある電子音が混ざった声が聞こえた。

それは上空から現れた。

拘束具にぐるぐる巻きにされたような白いスーツを着込み、銃を持っている。

「ク、クロエさん!?」

『どうも、ご無沙汰してるわね』

満面の笑みでそう笑うと、一変して凄まじく冷たい表情になる。

『私の友達を傷つけた罰・・・・・・受けてくれるわよね?』

返事が返ってくる前に、クロエは撃っていた。

目にも見えぬ速度で。

怪人は為す術なく腹部を撃ち抜かれ、消滅した。

ルーグは立ち上がり、奥へ、と言った。

「奥に人がいるんです・・・・・・!!だから、そっちを」

『自分の心配を今はしなさい。そんな怪我じゃ、戦えないでしょう?』

『もっと、自分の体を大事にして』

そう言う間にも、クロエはブウロの吹き矢を粉砕し、神経断裂弾でグロンギを撃ち抜いていく。

『それに、英雄もいるのよ』

「え・・・・・・?」

「ゴオマっ!!」

ダンッと奥の部屋から怪人が吹っ飛んでくる。

後から現れたのは、屈強な男たち二人だった。

一人の男、神敬介はルーグの傍に駆け寄り、麻酔を注射して傷口を縫い、薬を縫って包帯を巻く。

ルーグはその一連の動作の速さに驚くが、何より驚いたのはもう一人の男の方だ。

「超変身!!」

赤い戦士に変身した男は、怪人たちを蹴散らしていく。

神が叫ぶ。

「五代!ココは俺たちに任せて、リオン君という子のところへ行って来い!!」

「分かりました!」

振り返りざまにルーグを見ると、戦士は言った。

「頑張って!君とは仲良くなれそうな気がする!!」

ぐっと力強いサムズアップが向けられ、戦士はそのまま去って行った。

しかし、まだ終わらない。

まだ何体かグロンギは残っている。

『神さん、変身するなら早くして!!』

新しい白い大
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