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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
コラボ編 Cross over the various world
Story-cross1-1 月の剣士
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数分間歩き回って集まった情報は……
・この世界の最前線は59層。時間軸は圏内事件の直後ぐらい。
・攻略組には、この世界のキリト、アスナ以外に、
月の剣士と呼ばれる人がいるらしい。
ぐらい。
ホントに別世界に来ちゃったんだ…………
見知らぬ場所って少し不安なんだよね…………何があるか分かんないし。
えっと……探す人は……………………誰だっけ?
えーと、えーと……………………
忘れちゃった。
…………確かシャオン君からもらった紙切れがあったような……
私はポケットを探った。
……………………あれ? ない。
こっちかな……………………こっちもない。
アイテム欄…………ない。
…………もしかして落としちゃった?
どーしよどーしよアレ1枚しかないのにーー!!
シャオン君に怒られちゃうよぉ…………
私は歩いた道のりを戻っていった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
シャオンside
あー……迷った。アルゲードが俺のよく迷う町1位なの忘れてた。
キリトの家行こうとして迷ったことがかなりあって、それ以来このアルゲードはあまり来たくない町だ。
ただ、都合上かなりの頻度で来るので、俺のホームタウンである52層主街区ソーレンスを抜いたらよく来る町1位でもあるんだけど…………な。
…………早いとこジンってやつ探そ。
すると……
「ちょっといいか?」
声をかけられた。
「ああ。構わない」
「お前の名前、シャオンか?」
え、なんでこいつ俺の名前知ってんの?
ストーカー? ファン?
何でもいいけど……いやストーカーはやだな。
そこで、俺は一つの結論に至る。いや、至ったって言うより俺の直感だ。
「…………もしかしてさ、お前が『月の剣士』ジン?」
「なんで俺の名前知ってんの?」
「えーと……直感。
あ、俺の名前はシャオン。よろしくな」
「おう。こちらこそ」
「…………てかなんで俺の名前知ってんの?」
「今朝メールに添付されて届いた写真のおかげ」
ジンが見せてきた写真には、俺が写っていた。
あの駄作者こういうのは用意いいんだなー…………
「ところで……もう一人が見当たらないみたいだけど」
「お前そんなことまで知ってんの?
フローラは、今は別行動中」
すると、向こうから息を切らせたフローラが来た。
「あれ、フローラ……お前なにや
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