暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第七十七話 帰ってきた子供達
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うなんだ…」
ガブモンX[なのは、行きたいの?]
なのは「うん。きっと可愛いんだろうなあ…」
なのはは幼年期のデジモン達が花畑で戯れている姿を想像した。
ガブモンXは苦笑するとアスタモンに向き直る。
ガブモンX[ねえ、僕達をその花畑に連れていってくれない?もしかしたら大輔達とブイモン達がいるかもしれないし]
なのは「あ、うん。そうだね!!もしかしたら大輔さん達が来るかもだしね!!」
大輔達の捜索そっちのけで花畑に行こうとしたなのはが慌てて言う。
アスタモン[…別に構わないが……]
アスタモンは身体の向きを変え、歩きだした。
なのはとガブモンXもアスタモンを追い掛ける。
































しばらく進むと、可愛らしい花が広がる花畑に辿り着いた。
一面に広がる綺麗な花達になのはのテンションは自然と上がるのだった。
なのは「わああ、綺麗!!」
ガブモンX[とてもいい匂いがするね…これ何の匂い?]
アスタモン[花の蜜だ。この花の香りは心を穏やかにしてくれる。]
ガブモンX[へえ…何となく分かるよ…あれ?]
ガブモンXが違和感を感じて花畑に近寄ると、沢山の幼年期のデジモンが飛び出してきた。
なのは「あ、ポコモンやサンモンやムンモンに、ニャロモン、グミモンまでいる!!可愛い〜」
なのはは、近寄って来る幼年期達に目を細めた。
抱き上げようと手を伸ばした瞬間。
[助けてええええええ!!!!]
全員【!?】
突然の悲鳴に驚いて振り向くとポコモンがスナイモンの群れに襲われていた。
アスタモン[スナイモン…!!また来たのか!!]
アスタモンが銃を構えながらスナイモンを睨みつける。
なのは「あれ…何なの!?」
アスタモン[此処を自分達の縄張りにしようとしているんだ。昆虫型デジモンはこの花の蜜が好物だからな]
アスタモンはなのはに説明するとスナイモンに向かっていく。
アスタモン[マーヴェリック!!]
アスタモンの蹴りがスナイモンの顎に直撃し、データ粒子と化す。
それを確認すると銃をスナイモンに向けた。
アスタモン[ヘルファイアー!!]
アスタモンの銃弾が炸裂し、複数のスナイモンをデータ粒子にする。
しかし数が多過ぎるため、焼け石に水である。
なのははそれを見るとガブモンXの方を向く。
なのは「ガブモン」
それは確認ではない。
問いかけでもない。
合図だった。
ガブモンX[うん、任せてなのは]
ガブモンXが力強く頷いた。
その眼差しはスナイモンへと向けられた。
ガブモンX[行くよなのは!!僕は君のためならどんな敵とでも戦える!!]
D-3から光が放たれた。
ガブモンXは光に包まれ、成熟期へと
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