究極生命体
前書き
私はもう地球には戻れないのだろうか・・・ああ、もう考えるのは・・・やめよう。
暗く寒い宇宙の中、ゆっくりと私は目を閉じた
次の瞬間、パッと光りに包まれた。
ハ、と目を開ける。 此処は何処だ?
直様上体をおこし周りを見渡す。
人の気配がない。どうやら誰も居ないようだ
とは言え、此処が何処か詳しくは解らぬ。早く外に出よう、今の私なら究極生命体だ。
太陽も大丈夫。と窓を開けようと手を掛ける
・・・開かない。ならばと輝彩滑刀で断ち切ろうと斬りつける、が割れぬどころか傷ひとつつかない
どうしたものかと考えこんでいると、部屋に閃光に包まれる。
何事かと構えると、其処には黄色い奇妙な恰好をした男が横たわっていた
死んでいるのか?と思い近付くと
「う・・・ぐう・・・ッ」
生きていた、だがとても苦しそうな表情を浮かべている。
だが直ぐに異変に気付いたのか目を開ける
「ハッ!・・・此処・・・は・・・?」
此方に気付き直ぐ間合いを取る男、用心輝彩滑刀を構える。
「貴様何者だ、そして此処は何処だ、俺は承太郎に敗れたハズ・・・」
「此処が何処かは私も知らん、そして誰かに名前を問うならば貴様から名乗れ」
「・・・フン、俺はDIO。吸血鬼だ、どうだ驚いたか」
ほう、こいつ吸血鬼なのか。美味そうだ、と舌舐めずりをする
「どうだ名乗ったぞ、貴様も名を教えろ」
「私はカーズ、吸血鬼を作った男だ」
と放つとそいつ、DIOは目を見開き
「まさか。吸血鬼を作っただと?にわかに信じがたい」
「ならば長くなるが聞くか?此処からは出られんようだしな」
構えを解きコンコンと窓を叩く
するとDIOも肩の力を抜き
「出られんのならば・・・聞こうではないか」
どっかりと床に座り胡座をかく、私も座り語り始めるのだった
前書き
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