暁 〜小説投稿サイト〜
ファンタシースターオンライン2 the bluestory
第四話 鮮血の姫
[2/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
「自己紹介なんていい……取り敢えず……殺り合いましょう…」
ジルベール「!?」
突然目の前の少女が消え、一瞬でジルベールの懐へ入った
ジルベール「くっ…!」
ジルベールもその場から一瞬で後方へと跳んだ
そして数十メートルの所で着地したジルベール、なんと上着のジャケットが×字に切り裂かれていたが、肉体へのダメージはなく、出血もない
ジルベールは彼女を再び見た
少女の両手には二振りの刀があった
ジルベール「あれは!二連大蛇(ニレンオロチ)!?」
少女が持っている二連大蛇は、アークスでは伝説とされる日本刀風の刀、大蛇顎(オロチアギト)二本携えた物である
大蛇顎はその切れ味が凄まじさが故、人は斬る事に夢中になり、理性を狂わせ、人を狂気に貶めてしまう妖刀である
現在その劣化系が作成されているが、恐ろしい性能を持つ大蛇顎なので、劣化系でも並みの武器とは比べ物にならない位の性能である
そして彼女の二連大蛇はその大蛇顎を二刀流にしているのである
「ふうん…避けたんだ……今の……」
ジルベール「涼しい顔で大蛇振りやがって…」
「ねえ…あなたも…剣を抜いて…楽しめないじゃない…」
不気味な笑みと共に二連大蛇の切っ先をジルベールに向けた赤目の少女
ジルベール「…待て…お前の名は?」
「…そう言えば…名乗ってなかった……私……アリア・クレランス」
ジルベール「アリア…クレランス!?…鮮血の姫、アリア・クレランス!?」
「?…知ってたの?」
ジルベール「そうか…あんたか……無差別に人を襲うアークスがいるって噂を聞いてたんだが…君が…」
アリア「違うわ……組織の命令で…始末してたの……」
ジルベール「組織……まさか…!?」
アリア「ふふっ…あなたも知ってるでしょ?…虚空機関(ヴォイド)よ…」
虚空機関(ヴォイド)
それはアークスが結成されてから存在する研究機関で、表向きはアークスの武器開発、アークスシップの管理という名目だったが、裏は非道な研究で人々を拐い、その残虐な実験で命を落とした人もいる
過去にジルベールの父親がこの虚空機関を壊滅させたのだが、当時の虚空機関の長であるルーサーがただ全知を知りたいが為に虚空機関を復活させ、またジルベールもルーサーの野望を阻止するために単独で虚空機関を壊滅しに行ったが、ルーサーが三英雄を使い、偽の情報をアークスに渡らせ、命令は【ジルベール・ナハトを殺せ】という発令されたら逆らえない『絶対令』(アビス)を使用して、全アークスにジルベール抹殺命令を出したのである
ジルベールは自分以外全員敵という過酷な中、ル
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ