入学式
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「あるよ(わよ)」
うん。見事の即答だ。
「何の部活なんだ? 」
ちょっと気になるな。トウイは気になんないけど。
「あれって文科系なのかしら?それとも運動系?って感じの部活に入る予定よ」
「まぁ、僕も似たようなもん」
う〜ん。なんか俺だけ残されてる感があるな。どうしよう………。
「まぁ部活の話は置いといて、クラスの皆も来てるみたいだし。とりあえず入学式が始まるから、またあとで話そうか」
周りを見ると、確かにクラスの奴等は来てる。時間を確認するとそろそろ入学式をする時間に近づいている。
「それもそうね。先生もくる頃かもしれないしね」
ーーー−−
入学式も終わり、今は教室で自己紹介を行っている。
クラスメイト達が各々趣味とか好きな食べ物とか嫌いなものとか、やりたいこととか将来の夢とかetc。
とまあ、こんな説明をしているうちに俺の出番とさ。
「〇〇中学校出身サオトメ ヒロヤです。よろしくお願いします」
パチパチパチパチ
うん。自己紹介ってのはやっぱすぐに終わらせるに限る。
「●●中学校出身トオサカ シノです。趣味は創作活動とかです。皆さん、よろしくお願いします」
創作活動って何?もの作りってことなのか?
「〇〇中学校出身ハルカゼ トウイです。趣味はいろいろです。よろしくお願いします」
いろいろってなんだよ。いろいろって。なんもわかんねぇよ。なら言うなよ。
とまあこんな感じに自己紹介が進み、何人か無駄に時間をかけて自己紹介やってる奴もいたが。興味ない。ちなみに、担任は我妻先生だ。第一印象はデコハゲとボウズ。第二印象は熱血ウザ教師。
現実にいるんだなこんな先生。素直に驚くわ。
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