第98話 壁の先は嵐が待っているようです
[2/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ルマティオーネ》"暴暁落暉"』!"」
「炎の術式兵装?今度はどうするつもりなのかしら。」
「こうするんですよ!『兵装充填』!!」
バチバチバチィッ!!
更に『奈落の業火』と『終焉の咆哮』を追加し、『剣よ熾天覆い雷雲と化せ』に
装填する。数は用意した。大きさと重量も。速さは限界。
となれば残るは―――火力!!
ゴォオオオオオオオオオオオアァアアアアアアアアアア!!!
「ぅぅぅぅぁああああああああああああああああ!!」
ガドドドドドドドズガガガガガガガガギギガゴボドズバゴガガ!!
「こ、れは……流石に……!!」
『ナギ選手の巨大な刀剣が更に炎を纏い、ノワール選手を襲うーー!!
そして後ろからはラカン選手の猛攻!凄まじい戦いだが絵的にはどうなんだー!?』
「「うるさい!!」」
複数の竜を倒す併炎の攻撃力が一撃一撃に加算され、ノワールさんを圧倒して行く。
がむしゃらに攻撃を繰り出し、遂に防御を貫く!
「ぁあああああっ!!」
ガゴォ!
「く、ぁあっ!」
バガァン!
「こ・れ・も・だっっ!!」
ビュビュンッ!!!
『ヒィィィィィィィイイイイットぉ!!と更にナギ選手更に追撃ーー!
ズドォオオオオオオオン!!
爆発ーー!これは激しいーー!ノワール選手、動かない!』
撃ち出した戦鎚を腕で受けたノワールさんは地面に叩きつけられ、
持っていた二本を投擲し、爆発させる。煙が晴れ・・・ぐったりと動かない。
でも、油断は出来ない。目を離さない様にしつつ、小太郎君達の方を見ると。
「ぬぅおりゃぁぁあ!!」
ドガァッ!
「ぁ・・・!」
ドドォン!
『ぉぉおおっと、アリア選手もこれはダウゥーーーン!?カウント!1!2!3!』
小太郎君達もアリアさんをダウンさせ、カウントが始まる。
・・・まさか、いや、こんな簡単に倒せるとは思っていないけれど、
もしかして、僕達の成長を見る為に来ただけで、満足してくれたって可能性もある。
「どうするネギ、トドメ行っとくか?客受けは悪いけど反則やないで。」
「いや、不用意に近づくのは危険だ。」
「何?」
だけどそれは楽観視でしかない。ラカンさんもまだ武器を構えているし、何よりも。
僕の僅かな経験則が全力で警告を鳴らしている。
この人達がコケにされて黙ったままな訳がない!!
『15!16!17、ぉおっとぉ!?』
「……………………………。」
ュラァ・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
『立った!立ち上がった!二人とも何事もなかったかのように立ったァー!!』
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ