第七十六話 リベンジ戦そして…
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ブラックウォーグレイモン。
目の前のマンモンを切り裂き、心が問う問題の答えを探した。
探す答えが自分の中にあるのか……それすらも問いとなっていた。
アルケニモン「虚しい……?」
マミーモンの腕の中でアルケニモンは笑みを浮かべた。
まるで馬鹿にするかのような口調で。
アルケニモン「あはははは!!そんなの錯覚だよ、お前もそいつらと同じ!!私がダークタワーから作ったんだ。命の無い操り人形さ」
ゆっくりとマミーモンの腕の中から出、腕を組み。
アルケニモン「人形は何も考えない、何も感じない」
ブラックウォーグレイモンを見下しながらアルケニモンは笑っていた
それはやっている者にとっては気持ちの良い行為だが、されている者には苛立つ行為。
アルケニモン「あんたが“虚しい”と錯覚するのは多分、作った時に百本のダークタワーの中にプログラムのカスがあったって所だろうよ」
Bウォーグレイモン[プログラムの……カス……]
それがこの感情の正体だというのか?
Bウォーグレイモン[俺がただのダークタワーデジモンなら……どんなに楽か………しかし…]
何も感じる事も無く、ただ命じられるままに動くだけの人形。
それならば悩む事も……悲しむ事も無い。
Bウォーグレイモン[そうでないから……苦しいんだ!!]
ブラックウォーグレイモンのまわりにはもう敵は居ない。
アルケニモン達以外は全て倒してしまったから。
一方的な戦い。心には虚しさだけが残っていた。
Bウォーグレイモン[この思いも……苦しみも……錯覚だと言うのか!!!!]
叫ぶブラックウォーグレイモン。
アルケニモンはその言葉に呆れていた。
マミーモンは一歩前に出て、笑う。
マミーモン「苦しさを無くす方法ならあるぜ?」
Bウォーグレイモン[何!!?]
マミーモン「自分を捨てて 俺達の言う事を 聞く事さ」
それは感情を無にし、人形になれと言っていた。
マミーモンの言葉はブラックウォーグレイモンの望んだ答えでは無かった。
だが、自分がどんな答えを望んでいるのかも分からないのだが。
……それは違うと“心”が言っていた。
Bウォーグレイモン[俺は…]
パイルドラモン[それはお前達が決めることじゃない。ブラックウォーグレイモンが決めることだ。]
マミーモン[げっ!!?]
僅かに後ずさるマミーモン。
そこにはパイルドラモンとフェイト達の姿があった。
パイルドラモン[ブラックウォーグレイモン、リベンジに来たぜ。今度は負けないように特訓した。]
Bウォーグレイモン[…成る程、相当腕を上げたようだな…]
パイルドラモン[…そういうことだ]
アルケニモン「全くしつこい奴らね!!ブラックウォーグレイモン、やっつけておしまい!!」
パイルドラモン、Bウォーグレイモン[[黙れ!!]]
手加
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