第二シーズン〜時空大冒険〜
第六章 【Douglas of the attack】
第十話 《古びた記憶-中編-》
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
風刹「恨んでいると思うからさ、あいつらが俺のことを」
貫は、理解が出来なかった
貫「そりゃ、どう言うことだ?
普通に考えて、恨むってのは、ぶっ飛んでるだろ」
風刹は、悲しい目で言った
風刹「俺は、あいつらの師匠だった、しかし、ある日突然別れることになった、それまで、俺は、あいつらに全てのことを隠してきたんだ、よかったら、聞いてくれるか俺の、俺らの過去の話を、そして、伝えてほしい」
そう言って、風刹は、過去のことを話し出した
*
〜〜〜〜1925年〜〜〜〜
あれは、丁度、《第一次世界大戦》が終わったくらいのことだった
この俺、封昼 刹火、本名、風刹 ?は、31歳にして兵長に任命される事になった
偉いおっさん「封昼 刹火!この者を、兵長に任命する!」
今は、俺、風刹の前で偉いおっさんが騒い------もとい、俺を兵長に任命している最中だ
だが、俺は、ダルいと言うか、そもそも、そんな気分じゃなかった、、、
『俺が、兵長に任命された』それは、つまり、俺の前任が、なんらかの形で、兵長の座を降りたということだ
そして、この軍の前副兵長の名は、風刹 ?
そう俺だ、俺は、何故、前兵長が、兵長を辞めたのかを知っている。
それは、、、言いづらいが戦死した為だ。
第一次世界大戦で、我が軍が受けたダメージは、甚大で、一年もの間、活動を休止していたほどだ。
そして、今日、俺の兵長への就任と共に、再びこの軍も、活動を再開する。
まぁ、活動が再開すると言っても今日は、初日だ、どうせ挨拶とか会見とかが主となるだろう、、、
まぁ、そういうのは、ダルいけどキライじゃない、何故なら、格好をつけるチャンスだからだ!
まっ、この戦乱の世の中、そんなことを言ってるのは、俺だけだがな
就任式が終わり、俺は、早速、会見に向かい、精一杯、軍のアピール、及び、(自称)めちゃくちゃ格好のいい言葉を吐いた
だが、あまり、会見を聞いていた人たちの反応が良くなかったのは何故だろうか、、、
俺の気のせいなのだろうか、、、
会見も、終わり、俺にはもう一つしなければならないことがある
人間迅「おかえり!」
性にあわねぇが《ガキの子守》だ、と、言っても実の子供がいるわけじゃない、ある人から、任された大切なガキだ
人間迅「おかえり!お金ちょーだい☆」
多少、手が焼けるが、、、、、
まぁ、こいつの無邪気さにたまに、和まされることも少なくない
人間迅「どうしたの?お金☆お金☆」
本当、マジで、少しだけだがな
いや、お金と連呼している時点で無邪気
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ