マブラヴ
0897話
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数にいるBETAをハイヴの外に誘き出して数を減らすというのが、こうやって各世界から戦力を用意して貰った理由なんだが。
後、ついでにマブラヴ世界の戦力も。
何はともあれ、実際に連携を取れるように訓練しないとな。
そう判断し、その場にいる全機にオープンチャンネルで通信を送る。
ああ、ちなみにシャドウミラーの機体も全機揃ってはいる。……ニヴルヘイム以外は。
「全員、今回はシャドウミラーからの要望に応えてくれた事に礼を言わせて貰う。今回集まって貰ったのは、マブラヴ世界で近いうちに行われるアンバールハイヴ攻略作戦の連携を確認する為だ。ハイヴの攻略に関しては各々がシミュレータでやっていると思うが、実際に連携を取るのは初めてだと思う。それぞれ、違う世界から派遣されてきた部隊だというのを十分に承知の上で、スムーズに連携行動を取れるようにして欲しい」
その言葉を終えると、前もってこちらで用意しておいた連携確認の行動を各部隊へと向かって送っていく。
特に重要なのは、やっぱりネギま世界の魔法使いと修羅神だろう。
魔法使いは生身であるが故に、修羅神はその性格故に、MS部隊、KMF部隊、VF部隊と連携を取るのが苦手だ。
ちなみに通信に関しては小型のタブレット端末を用意してあるので、魔法使い達も普通に聞いたりデータを受信したりは出来るようになっている。
……BETAがこのタブレット端末に反応したりしないだろうな?
『まずはSEED世界のMS部隊とKMF部隊で、シャドウミラーとS.M.S、修羅神と魔法使いで連携を確認していって下さい』
シロガネから聞こえてくるマリューの声に従い、それぞれが部隊単位で分かれていく。
当然ながらシロガネとアークエンジェルも行動を共にするという事で、連携の確認は必要になってくる。
……ただ、マリューとナタルだしな。既に阿吽の呼吸と言ってもいいような間柄である以上、その辺で困る事はないだろう。
「よし、S.M.Sと合流するぞ」
俺の声に従い、シャドウミラー隊はS.M.Sとの合流地点へと向かう。
とは言っても、そもそもシャドウミラーはバジュラ戦役でS.M.Sと共同戦を行ったことがある。当然その後の連携訓練に関してもスムーズに進み、特に混乱する事もないまま無事に終わった。
『ま、それでもこんなのは確認しておくに越した事はないからな』
「ああ、分かっている。だからこそこうしてやっているんだし」
オズマ機から送られてきた通信に短くそう返す。
「それに……ほら、見てみろ。当然の如く世界が違うと連携が上手く取れない」
映像モニタに映し出されたのは、M1アストレイの動きに付いていけずに遅れるガン・ルゥ。
まぁ、ガン・ルゥだし……とも思うが、実際にハイヴ攻略戦
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