第3巻 村人と出会う
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はそこまで弱く見えるのか?」
「うわ!オオカミがしゃべった!こっちのオオカミもしゃべんのかな?」
アマテラスが話せない事を言って、なにやら少年は唐突にオイラの犬のハヤブサに勝てるか?とか言い始めた。
ここで!ムシカイの少年によるゲーム説明!
少年の母親が番をしているという畑から少年の母親の攻撃をかわし大根を掘り出せ!以上!
現在のハヤブサの記録9本!畑には10本植えられている。なお母親の拳骨は痛い。
まずは、アマテラスからゲーム開始!
「わん!」
……しばらくお待ちください。
そして、俺の番。
……しばらくお待ちください。
終了ー!結果発表です!
アマテラス:10本 俺:10本
俺達の勝ちー!え?なに?途中経過も言え?しかたねぇな。
アマテラスは筆業を駆使して拳骨母ちゃんを怯ませ、その隙に大根掘り掘り。
俺は刀が見えないことをいい事に拳骨母ちゃんの頭の上にある水の入った入れ物を切り裂いて怯んでる間に大根掘りました。
ずるい?邪道?大人気ない?はて?なんのことやら。
なんか最後に変な形の大根出てきたよ。
少年と愛犬ハヤブサはこの変な形の大根を追い求めてた様子。
「お前らこれ追い求めてたのかよ」
お前らハヤブサの記録を破って大根10本全部掘りに成功したのか!?とやや興奮気味に少年は叫ぶ。
「ああ」
少年は素直に負けを認め、挑戦出来る目標が出来てスがスがしい気分だとか言ってる。
ええ子らやー。
幸玉が出てくる。ハヤブサにもえさをあげると幸玉がでた。
次は川で洗濯してる婆さんの所へ。
婆さんは最近妖怪が出てくるから気をつけるんだよと狼の俺等に注意してくれる。
ええ婆さんや。
イッスンがアマテラスは白野威の生まれ変わりだって言ってオイラと兄ちゃんとアマ公が組めば妖怪どもなんか物の数じゃねぇとか言ったけど。
婆さんは何かに悩んでるみたいであんまり話ができそうにない。
「なんか悩み事で話を聞くどころじゃねぇみてぇだな。なぁ、婆ちゃん何に困ってんだ?」
「あれまぁ!オオカミがしゃべった」
多少驚いたものの婆さんは話してくれた。物干し竿がなくなって困ってるようだ。
「アマ公、画龍で直せないかな?」
「わふ!」
アマテラスは画龍を使い物干し竿を出した。
婆ちゃんは喜んだが、最近妖怪がでた影響か、太陽が引っ込みがちでなかなか乾かないと言う。
「んじゃ、次は光明かー。アマ公、お願いできるか?」
「わん!」
それから婆ちゃんが夜になったら桜餅あげると言った。
「やった!桜餅だ!」
「わん!」
「アマ公も桜餅好きか?」
「わん!」
「そっか、夜が
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