第3巻 村人と出会う
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
白いオオカミ!?それも二匹!とか驚いてる老人。
やぁ!面白人間な老人の前にいる久桜だよ!
頭でみかんはねさせてみかん傷まないのかな?とか思ってたら老人が話し始めたよ!
まさかあのイザナギと共に戦い恐ろしい怪物を退治したという、伝説の白いオオカミ白野威さまか?と言い始めてます。
俺とアマテラスは頭の上のみかんが気になってしょうがないです。
そんなハズはないわいと悩み始める爺さん。
じーーーーーーーーー。←(俺とアマ公のみかんに注がれる視線)
白野威さまにしてはちょっとトボけておるかのう?と爺さんが言う。
アマテラスは突然ミカン爺に唸る。
何じゃ!?ワシの悪口が分かったのか?じゃがトボけた顔をトボけてると言って何が悪い!と言う爺さん。
「いや、十分悪りぃよ!それに自分でも悪口って言ってんじゃねえか!アマ公にあやまれ!」
「な!?オオカミがしゃべった!」
「それより後ろから妖怪が来るぞ!隠れな爺さん!」
もたもたしてる爺さんの服を加えて放り投げる。
イッスンによるとあれが今国中に溢れてる妖怪らしい。ああやって人間から姿を隠し村に入り込んで悪さをするとか。
イッスンが電光丸抜いて妖怪に向かおうとしたけど先にアマテラスが飛び出す。
緑天邪鬼戦、開始!
「行くぜ!アマ公!」
「わん!」
吹き戻し(吹くとぴろぴろ鳴って、先に巻かれた紙が伸びて、吹くのやめると戻るおもちゃの事ね)で攻撃してくる。
「やる気あんのかてめぇらぁぁぁぁぁ!!」
ずぱぁっと思いっきり切り裂く。思わず刀でつっこみしちまった。やべぇ俺、このままだと危険人物だ。今は狼だから危険狼か?
アマ公と妖怪を瞬殺し、妖怪の張った結界みたいなものがなくなる。
なんか、涸れた泉の辺りから草花がぶわっと生えて消えたと思ったら泉がきれいに元通りになってた。
そして幸と書かれた球がこちらに向かってきてアマテラスと俺の中に入ってくる。
なんか暖かくてぽかぽかした感じになる。なんだろうさっきの球。
幸玉を手に入れたじゃねェか!ってイッスンが言う。
「さっきの幸玉っていうのか」
妖怪どもを退治した時に枯れた泉に水が戻ったのは、妖怪どもに抑え込まれていた土地の神サマの力が復活したからだそうだ。
「土地神を抑えるほどの力をさっきのやつらが持ってた事に驚きだよ」
「まぁ、オイラもそう思うけどよォ……」
イッスンもそう思ったらしい。ともかく、人はそれを神の力の降臨、神降ろしと呼ぶようだ。
「神降ろしかー」
キレイな自然が蘇れば蘇るほど、大神サマであるアマ公は力の源である幸玉を得られるようです。
「おいおい、幸玉は俺にも入っていったぜ?俺は神様じゃねぇ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ