第1章・一年前
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しょー。」
「おお良いぞ、よしよし小野田、可愛いな。」
「えー、聖四郎ばっか何時も狡いですよー、偶には本郷さん、俺も可愛がって下さいよ。」
「御前の飼い主は拓也だから。」
「だってイノさん帰っちゃったもん…」
「おお、待てよ、能天気コンビ。」
何ですか、と同時に振り向き答え、本気で木島に当直を押し付ける気なのか、すっかり帰り仕度を済ませていた。
「お疲れ様でした、木島さん。」
残る一課全員が頭を下げ、一斉に帰宅した。
「え…?本気…?」
しんとした部屋に木島の声がいやに反響した。絶望していると、なんてね嘘ですよ、と当直六人が戻って来た。
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