―其の後―
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“東条ゆりか”だ。変える事は当然出来るが、敢えてまどかはしなかった。
私とゆりかは二人で一つ。
私はまどかだけど、ゆりかでもある。
そう云い、死亡届取り消しを断った。
「混乱するんじゃないのか?」
「大丈夫。世間では例え東条ゆりかでも、私は私、東条まどかに変わりはない。私は此れからも東条まどかで、ゆりかなの。其れが、私なの、私達なの。」
グラスと顔を寄せるまどかに和臣は微笑み、一緒にグラスの中身を減らした。
東条まどかは一度としてまどかの時があったのか…?
いいや、大丈夫だ、此れから彼女は、本当の意味で“東条まどか”になるだろう。
入り口で聞いていた時一はそう思い、科捜研到着しました、と明るくドアーを開いた。
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