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歪んだ愛
第3章
―8―
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なんて云ってたか知ってるか!?側用人だって云ったんだぞ、笑い乍らな。だから殺した、此れ以上、我慢出来なかった。」
逸そ清しいなと、仙道の笑顔を見て和臣は思った。
愛する女の為なら男は何にでもなれる。権力者にも殺人犯にも、聖人にも悪人にも。
其れを目の当たりにした和臣は仙道の手首に、熱情の結果を掛けた。
「仙道英介、殺人及び死体破損、死体遺棄の容疑で逮捕します。」
「あははっはは。」
清々しい迄の笑い声だった。
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