マブラヴ
0896話
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まりいらないのかもしれないが……BETAは式神とかモンスターとは違って生理的な嫌悪感が先に立つからな。
もっとも、それはあくまでも俺がそう感じているだけであって、魔法使いの中には式神とかを見ても生理的嫌悪感を抱くような者がいてもおかしくないが。
ともあれ、その手の気持ち悪さで暴走しないように、麻帆良の魔法使いには十分慣れておいて貰わないとな。
魔法使いは生身なだけに身軽だが、それは同時に防御力が低いという事も意味している。
魔法障壁の類があるから、完全に生身の状態ではないだろうが……それでもやっぱり見ている方は不安に思う。
「ともあれ、今俺達がやるべき事はアンバールハイヴの攻略だな。あそこを落とせばオリジナルハイヴのカシュガルハイヴに対する橋頭堡となる。……もっとも、その前に同程度のハイヴであるマシュハドハイヴを落とさないといけないが」
マシュハドハイヴというのは、この地球上で2番目に作られたハイヴだ。オリジナルハイヴのカシュガルハイヴがフェイズ6である以上、マシュハドハイヴの方もいつフェイズ6になるか分かったものじゃない。
BETAの研究によると、ハイヴにBETAが一定数以上になると新たにハイヴを作るという傾向があるらしい。それを思えば、ガン・ルゥとリニアガン・タンクのおかげで間引きが順調になっているここ最近は新たなハイヴが増えはしないだろうが、だからといって現状のハイヴをどうにかしないといけないのも事実だ。
「確かにそうね。ああ、それと各世界の機体が1ヶ所に集まっての軍事作戦なんだから、何度か演習をしておいた方がいいかもしれないわね。ゲートの通信機能を使っての合同シミュレーションも可能だし」
「それは助かるが……修羅をどうするか、だよな。麻帆良に送るシミュレータの数にも影響してくるから、出来れば1度実際に集まって演習なりなんなりを出来ればいいんだが……」
「なら、ホワイトスターにある演習区画とかはどう?」
うーん、まぁ、確かにそれが無難……か?
可能ならマブラヴ世界で、それも鉄原ハイヴを使って演習をやりたいところだが、既に鉄原ハイヴは人類の橋頭堡として基地化……いや、要塞化されているしな。
さすがにそんな場所を襲ったりするような真似は出来ない。
寧ろ、そんな真似をしたりすれば韓国辺りがこれ幸いと噛みついてくるだろう。
何だかシャドウミラーと日本の関係が良好なのが気にくわないようだし。
「そうだな。エザリアに連絡して、近いうちにホワイトスターで訓練をするか。幸い、今回雇う部隊はそれ程の数はいないし、それ程面倒なことにはならないだろう」
ギアス世界からは陽光のKMF部隊、SEED世界からはオーブ軍の精鋭部隊であるアークエンジェル、マクロス世界からはスカル小隊とピクシー小隊、ネギ
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