第1話 ようこそ、Minecraftの世界へ
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「ナレーターさんは黙ってください」
アッハイ...
「大丈夫だよ、ゆかりん見た目によらず結構丈夫だから」
マキは何気なく言うが、ゆかりはこの事にすぐに反応した。
「見た目によらずってどういう意味ですかマキさん?返答によっては命は無いと思って下さい」
マキは笑いながら答える。
「ゆかりんってひn...」
ゆかりはマキの服を掴み、家の中へ入っていった。
家の中からは、バキボキと嫌な音が聞こてくる。
マキマキよ、御愁傷様。
「そういえば葵さんはどうしたんです?」
ずん子は思い出したかのように言った。
「葵は別の用事があってやな、後から合流するって言ってたで」
茜は家から聞こえてくる音に少し怖がりながら言った。
「そうですか、分かりました」
ずん子はそう返事すると、茜の隣に立ちのんびり処刑が終わるのを待った。
―――――――――――――――
自動ドアがウィインと音をたてながら開いた。
「楽しかった〜」
マキが、ふかふかで思わず、モフモフしたくなりそうな人形を、両手で抱きながら店から出てきた。
マキに続いてゆかり、茜、葵、ずん子と出てきた。
「全く、マキさんったらはしゃぎすぎですよ」
ゆかりが呆れながら言った。
「そうやで、周りのお客さん、皆驚いてたで」
それに茜も便乗して言った。
「そういうお二人も結構はしゃいでましたよね」
ずん子はずんだ餅を両手に餅ながら言った。
「でも、楽しかったからいいんじゃないかな?」
水色の髪をした彼女"琴葉 葵"は言う。
「葵の言う通りやで、楽しかったからええやないかい」
「その通りですよ...と言いたいんですが、そう言ってしまうと、マキさんと茜さんと同等になってしまうんでどうしたものですか...」
ゆかりは1人ぶつぶつ呟き始めた。
「ゆかりん、なんか今日私達に対して冷たくない?」
マキは少し、泣き目になりながら言う。
「いえ、約束してない事を約束したと言い、折角の休日を邪魔されたから怒ってなどいませんよ?」
ゆかりは口だけ、笑いながら答えた。
「ゆかりはん目が、目が笑ってないで」
「ハ〜イ、ハ〜イ、ハ〜イ皆さんどーも〜、これあげまーす」
5人の前に現れた緑色のフード付きパーカーを着た"奴"は言った。
「はい、どーぞ〜」と言いながら強引に渡していく。
「それでは、またあとで〜。バイナラー」
そう言うと、"奴"は車が飛び交う交差点へ人混みを見事にかわしながら走り込んだ。
そして"奴"は轢かれた。
と、思ったんだけど何が起こったのか轢かれてないんだけど...
「ちゃんとナレーショ
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