暁 〜小説投稿サイト〜
voiceroid達のMinecraft
第1話 ようこそ、Minecraftの世界へ
[2/4]

[1] [9] 最後 最初
.

「ナレーターさんは黙ってください」

アッハイ...

「大丈夫だよ、ゆかりん見た目によらず結構丈夫だから」

マキは何気なく言うが、ゆかりはこの事にすぐに反応した。

「見た目によらずってどういう意味ですかマキさん?返答によっては命は無いと思って下さい」

マキは笑いながら答える。

「ゆかりんってひn...」

ゆかりはマキの服を掴み、家の中へ入っていった。
家の中からは、バキボキと嫌な音が聞こてくる。
マキマキよ、御愁傷様。

「そういえば葵さんはどうしたんです?」

ずん子は思い出したかのように言った。

「葵は別の用事があってやな、後から合流するって言ってたで」

茜は家から聞こえてくる音に少し怖がりながら言った。

「そうですか、分かりました」

ずん子はそう返事すると、茜の隣に立ちのんびり処刑が終わるのを待った。



―――――――――――――――



自動ドアがウィインと音をたてながら開いた。

「楽しかった〜」

マキが、ふかふかで思わず、モフモフしたくなりそうな人形を、両手で抱きながら店から出てきた。
マキに続いてゆかり、茜、葵、ずん子と出てきた。

「全く、マキさんったらはしゃぎすぎですよ」

ゆかりが呆れながら言った。

「そうやで、周りのお客さん、皆驚いてたで」

それに茜も便乗して言った。

「そういうお二人も結構はしゃいでましたよね」

ずん子はずんだ餅を両手に餅ながら言った。

「でも、楽しかったからいいんじゃないかな?」

水色の髪をした彼女"琴葉 葵"は言う。

「葵の言う通りやで、楽しかったからええやないかい」

「その通りですよ...と言いたいんですが、そう言ってしまうと、マキさんと茜さんと同等になってしまうんでどうしたものですか...」

ゆかりは1人ぶつぶつ呟き始めた。

「ゆかりん、なんか今日私達に対して冷たくない?」

マキは少し、泣き目になりながら言う。

「いえ、約束してない事を約束したと言い、折角の休日を邪魔されたから怒ってなどいませんよ?」

ゆかりは口だけ、笑いながら答えた。

「ゆかりはん目が、目が笑ってないで」

「ハ〜イ、ハ〜イ、ハ〜イ皆さんどーも〜、これあげまーす」

5人の前に現れた緑色のフード付きパーカーを着た"奴"は言った。
「はい、どーぞ〜」と言いながら強引に渡していく。

「それでは、またあとで〜。バイナラー」

そう言うと、"奴"は車が飛び交う交差点へ人混みを見事にかわしながら走り込んだ。
そして"奴"は轢かれた。
と、思ったんだけど何が起こったのか轢かれてないんだけど...

「ちゃんとナレーショ
[1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ