無印編
1章
第7話 魔法の力
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「いたた。ってほど痛くは無いかな」
「まったく大した奴だ」
『そうですね』
なのはやジョーカーはレイジングハートの咄嗟に張ったシールドのおかげで無傷だった。
「ええと、封印ってのをすればいいんだよね?レイジングハート。お願いね。」
「その間俺が奴の動きを封じていよう。Blowu 転移hand 土属性 グラビレイ!」
するとJSは悟志の放った見えない力によって、押しつぶされ身動きが取れなくなっていた。
「なのは今だ!」
「うん!」
「all right.sealing mode.set up.」
レイジングハートをJSに向けると光のリボンが巻き付き、額にXVIという文字が浮き上がった。
「stand by ready.」
「リリカルマジカル、ジュエルシード、シリアル16封印!」
「sealing.」
レイジングハートの光のリボンに包まれるとJSは消え、ジュエルシードへと変わった。その場にはジュエルシードに取り込まれた子犬も居た。
そしてジュエルシードはレイジングハートに吸い込まれた。
「receipt number XVI.」
「ふう、これで良いのかな?」
「うん、これ以上ないくらいに」
「バカか、まだ他にやることがあるだろうが」
ジョーカーはなのはたちにそう言うと結界を解き子犬を抱え、倒れている女性に近寄った。
「脈拍、外傷異常なし。ただの気絶か」
すると子犬が起き上がり女性の体を心配するかのように体を舐め始めた。ジョーカーはその犬の頭を優しくなでた。
「心配するなお前の主は無事だ」
「わん!」
ジョーカーは女性を担ぎ上げ木陰に座らせた。
「良いか、ここまでが完璧だ分かったな」
「は、はい!」
「でもまあ、戦闘に関しては文句はないそのまま頑張るんだな」
「えへへ」
なのは照れながら頬を少し紅く染めた。ジョーカーがそのまま帰ろうとした。だが、
「ジョーカーちょっと待ってくれ!」
ユーノはジョーカーを呼び止めた。
「なんだユーノ」
「君は確かに強くジュエルシードの力には興味がないのかもしれない。それでも、君は僕たちに一度も素顔を見せてくれていない。そんな人物を僕たちはどう信用しろというんだ!」
「ユ、ユーノ君……」
「確かにお前の言う通りだユーノ。だがお前は俺の正体を知る必要はない。あくまで我は中立だ。お前たちがこの地の人々この星に危害を加えようとしない限り我はお前たちに危害を加えない。それだけだ」
そう言ってジョーカーは飛んでいってしまった。
「待って?」
ユーノが静止を呼びかけるがその声は届かずジョーカーはいつしか見えなくなっていった。
そして夕暮
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