無印編
1章
第7話 魔法の力
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だ、合流して一緒に行こう)
(うん、分かった)
〜sidout〜
新たにジュエルシードが発動したのは近くの神社だった。
「なのは、レイジングハートを!」
「うん!」
なのはたちが到着すると、黒い四足で歩く生物と気絶した女性が居た。生物はなのはたちを見て唸り声を上げていた。
「原住生物を取り込んでいるのか!」
「それってどうなるの?」
「実態がある分昨日より厄介だ」
「何とかなる。多分」
なのはは首からぶら下げていたレイジングハートを握りながら一歩前に出た。
「なのは!レイジングハートの起動を!」
「へ?起動って何だっけ?」
「え!?」
そんなやり取りをしているとジュエルシードに取り込まれた生物はなのはたちに向かって走り出した。
「「我は使命を」から始まる起動パスワードを!」
「え―!あんな長いの覚えてないよ!」
「もっかい言うから繰り返して」
ユーノがレイジングハートの起動パスワードを言おうしたがその時にはもう遅く、目の前にはジュエルシードに取り込まれた生物が居た。だがその時なのはの手の中で激しい光が発生し、
「開け時空の門
我が力をもって新たな世界を精製せよ
簡易時空世界」
上空からなのはたちの聞き覚えのある声が聞こえた。
「Blowup伏せていろなのは」
世界の色は一変して、見ていて気分の良く無い世界へと変わった。そして上空からJSを背中から殴り地面に叩き付けた。そうその人物は、謎の仮面の男ジョーカーだった。
「ジョ、ジョーカーさん…」
「時間稼ぎをしておく、早くしろ。その杖はもうすでに戦闘モードだ」
「「え?」」
見るとレイジングハートは宝石の形から杖に変わっていた。
『stanby,ready.setup』
(パスワード無しでレイジングハートを起動させた!)
「ふっ」
ジョーカーがJSに向かって走り出すとそれと同時に生物が起き上がり、
「双掌打!」
両の手の平で生物に打撃を与えると生物は後方に飛んでいった。だがすぐに立ち上がりジョーカーに向かって突進してきた。ジョーカーはそのまま防御の構えをとった。
「なのは防護服を!」
「は、はい」
『barrier jacket.』
なのはが意識するとなのははパスワード無しでバリアジャケットも出現させた。
だがバリアジャケットを出現させた瞬間、目の前に居たジョーカーはJSに押されなのはの居る位置に突進してきた。そして二人は鳥居の外まで飛ばされた。
「なのは!ジョーカー!」
「Protective condition , All Green.」
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