無印編
1章
第7話 魔法の力
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、もう一度改めて僕のことを話すね。
僕の一族は放浪を生業としている考古学者の一族なんだ。その旅で様々な古代遺産「ロストロギア」を発見したんだ。そして今回の旅で発見したのが『ジュエルシード』。研究チームに詳しく調査させると、それがとても力のある危険なものだと判断したんだ。僕らは専門の人達にそれを託し処理してもらうつもりだった)
(でも、原因不明の事故に合って私たちが住むこの町にやってきた)
(うん。ごめんなのは、僕の所為で舞枠かけて。あと一週間、ううん5日もすれば自分で動けるくらいに魔力が回復するだから…)
私はその後ユーノ君が何が言いたいのか理解しました。だからユーノ君の言葉を遮って言いました。
(それはだ〜め、ユーノ君の気持ちも分かるけど私もう事情知っちゃったしほっとけるわけないよ。それにあの人とも約束しちゃったし)
(それってジョーカーのことかい?)
(うん)
(確かに彼との約束、いや契約とも言っても良いあれはこちらのためにも破らないほうが良いと僕も思う)
(ううん、そうじゃないの。あの人どこか寂しそうだったから)
(寂しそう?)
そう私にはどこかあの人が寂しそうだった。勿論顔が見えたわけじゃあないけど、なんだか一人ぼっちでずっと生きてきたそんな雰囲気をだだよわせいたような気がしました。
(うん、あの人がどんな人でどんな顔をしているのかとか、全然分からないけどせめて今だけは私たちが味方になってあげたいんだ)
(そうか、なのはらしいね。分かった僕も君の意志を尊重するよ)
(うん、ありがとうユーノ君)
私たちはそんな感じで今日一日を過ごしました。もちろんきちんと徐行は受けたのですが、この調子だと次のテストが心配だったりにゃはは……
(それにユーノ君一人で困ってるんでしょ?「困っている人が居て自分に助けてあげられる力があるときは迷っちゃいけない」ってこれ私のお父さんの教え。私はちゃんと魔法使いになれるか分からないけど、私ならユーノ君を助けてあげられるんだよね?魔法の力で)
(なのははもう魔法使いだよ、たぶん僕なんかよりずっと才能がある)
(そうなの?自分じゃよく分からないけど魔法のこといろいろ教えて私頑張るから)
(うん、ありがとう)
私は学校が終わってもユーノ君と喋りながらすずかちゃんやアリサちゃん、それから悟志君たちと別れて帰宅していました。
(さて、もうすぐお家に着くよ。そしたら一緒におやつを食べよう)
(あ、うん。ありがとう)
(今日のおやつは何かな〜)
そんな感じで私はおやつを楽しみにしながら家に帰ろうとしましたが、いきなり嫌な感じがしました。それは昨日の夜に感じた嫌な感じと同じでした。
(ユーノ君今のって…)
(新しいジュエルシードが発動している!すぐ近く
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