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ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
ファントム・バレット編 〜守り人たち〜
真なる武器は
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ライダーパンチがリボルバーを粉々に砕く。

「滑稽だよ!!」

リボルバーが二丁に変化し、弾丸がユキの体を抉っていく。

「その程度・・・・・・チャージアップ!!」

ユキの体が白く発行し、雷を纏う。

「なら時間稼ぎだ!!異世界のライダー、ゴー!!」

弾丸から無数のライダーが出現する。

EXASシステムが発動、全対象の弱点、攻撃方法、パターンが表示される。

圧倒的なデータ量にユキの脳部分がパンクしかけるが、ユキの中のマーキュリー回路たちが対応することで、パンクを防いだ。

「パンクしろよ、なんでお前はそれに耐えられる!!」

sorrowが雷を纏った弾丸を発射する。

「あんたもシステム持ってるのか!!」

「ああ、そうさ!プロトタイプだけどね!!」

ユキの目が朱く、sorrowの目は碧く染まる。

「「システム、フルドライブ!!」」

だが、不利なのはユキだ。

一斉に飛び掛かる異世界のライダーも相手にしなければならない。

「お前は、僕の計画に必要だけど!!精神崩壊ぐらいはさせないといけなかったようだ!!」

「計画って言うのもなんだ!!?」

ユキは周りのライダーを一掃するべく、その拳に雷を纏わせる。

「エレクトロウォーターフォール!!」

広範囲を一掃するストロンガーの技だ。

雷を受けたライダーたちは塵も残さず消滅する。

「一億ボルト以上か!!?しかも一分経っているはずなのに・・・・・・!!」

「そんな事、僕が知るか!!」

驚きつつ、何とか空中でそれを避けたsorrowは赤心少林拳の構えを取る。

「赤心少林拳・・・・・・桜花!!」

空中へと舞い上がり、拳を構えるユキに向け、それを放とうとするが―――――――。

「ライドル!!」

ライドル。Xライダーの武器である。

それを空中で制止させ、回転する。

「真空うううううううううううっ!!!!」

ユキは足でsorrowの首を絡め取り、そのまま自分の方へ引き寄せる。

桜花の拳が首に突き刺さるが、ユキはそれを無視して回転を続ける。

「地獄車ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」

相手の頭部をひたすら地面に叩き付ける。

そして、地面に向かって放り投げる。

骨の軋む音。

叩き付けられたsorrowはそのまま立ち上がろうとするが、真空地獄車はそこで終わらない。

「X・・・・・・クリムゾンキィイイイイイイイイイイック!!!!
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