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英雄は誰がために立つ
Life7 正義の味方
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てしまうのだ。

 同情するように、朱乃がリアスの肩にポンッと言う音ともに片手を置く。
 そんな2人から視線を外しグレモリー卿と話を続ける士郎。

 「それは構いませんが・・・・・・だとすると、食材を多めに買いに行かないといけないな」
 「それは大丈夫らしいよ?正直申し訳ない話だが、食材調達のために藤村組の食材を仕入れるルートから、仕入れてくれるらしいから」

 士郎の考えに、ビデオカメラの入念なチェックをしていたサーゼクスが、切嗣から聞いた事を答えた。

 如何やらこの流れは確定の様で、サーゼクスとグレモリー卿(グレモリー男親子組)は今日のスケジュールに胸を弾ませてビデオカメラの再確認に2人して入った。
 その光景に、リアスには一縷の望みも無いようだと理解した士郎は、彼女に深く同情した。


 −Interlude−


 現在は昼休み。

 午前の授業を昇華して、いったん休憩の様だ。親子ともども。

 そして士郎は今、生徒会室に居た。他に4人ほどいるが、全員が純潔の悪魔だ。

 1人は我らが魔王様、サーゼクス・ルシファー。
 1人はその従者で妻であるグレイフィア・ルキフグス。
 1人は現在のこの部屋の主を正式に学校から任されている生徒会長、ソーナ・シトリー。
 そして最後の1人がソーナの実姉にして魔王の1人でもある、セラフォルー・レヴィアたん――――レヴィアタンである。

 「初めまして、レヴィアタンさm「ストォ――――プッ!」・・・はい?」

 会談前にセラフォルー・レヴィアタンにも正体を明かして自己紹介をしようとした矢先に、本人から止められた。

 「そんなぁ☆堅苦しぃ呼び方じゃなくてぇ☆レヴィアたん☆って呼んでね?し・ろ・うちゃん☆☆」
 「は、はぁ・・・・・・」

 あまりのキャラぶりに困惑する士郎。事前に聞いてはいたが、これは色々あまりに・・・。

 「ハァイ☆それじゃ、ドーゾ☆」
 「え・・・・・・」

 此方に促すように掌を上に向け、前に突き出すようにするレヴィアたん。

 「Sa〜〜〜〜〜〜〜〜〜y☆」(Sayとは、「さぁ!」と言う意味です)
 「いや、その」
 「Sa〜〜〜〜〜〜〜〜〜y☆☆」
 「あの、その」
 「Sa〜〜〜〜〜〜〜〜〜『ガシッ』ん?」

 後ろからにこやかな笑顔を浮かべたままのサーゼクスと、何時もの様にきりっとした表情のソーナの2人で、セラフォルーの両肩を掴む。

 「いい加減にしてください、お姉様!」
 「士郎君が困っているじゃないか?からかうのはその辺にした方が良いと思うよ?」
 「からかうなんて人聞きが悪いなぁ?でも、ちょっと急ぎ過ぎちゃったみたいぃ〜☆レヴィアたん、反省☆」

 てへりなどと、舌を少し
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