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Fate/staynight/the/crossovermoment
邪極聖杯
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じなかった?
「君が『クラス拡張』の英霊か?」
声の主は槍を3本所持していた。形が異なる3本の槍は両手に一本、最後の槍は空に浮いていた。鎖で繋がらた槍は禍々しい魔力を帯びている。『宝具』と考えるのが妥当だが・・・3本の槍?
「何者だ?」
標準を突然、現れた者に構えた。
「私は『ランサー』のサーヴァント。
真名を言っても別に私は構いませんがね」
「駄目だ」
突然、ランサーの隣に少年が現れた。
真夜と同年代に見える少年・・・右手に霊呪を宿した真夜の敵。
「お前の真名は聖杯戦争そのものを揺るがす可能性が有る。
知られると尚更だ」
「残念ですね〜」
本当に残念そうな表情で答える。槍を3本所持する英霊・・・知識の中で当てはまる英雄は存在しない。架空英霊と考えるが・・・当てはまらない。槍の形状は複雑で曖昧だ。右手の槍は蒼く細い。左手の槍は紅く太い。空に浮かんだ槍は白?透明に近い。ガラスで造られた槍に見える槍は鎖で固定、他の2本の槍に繋がれている。
「目的は・・・聞くまでも無いか」
聖杯戦争に参加する以上、目的は『マスター』の抹殺。『霊呪』を破壊する方法が手っ取り早いが殺す方が都合が良い。
「僕達の目的は聖杯・・・その先の特別な物だ。
聖杯に興味は無い」
「マスターの言ってる事は真実です。
本当は数日前まで聖杯を欲しがってましたが・・・予定が変わりました」
笑顔でスマイルなランサーは嘘を付いている様に見えない。
が、ランサーのマスターが言った その先の特別な物が気になる。
「僕達と手を組まないか?」
唐突に突然に少年は言った。
「僕達は君達に聖杯を与える。
僕達の目的は聖杯戦争を超える聖杯戦争の出場権だ」
「何度も言いますが・・・『マスター』の言ってる事は真実です。
私達は『聖杯』に興味は御座いません」
理解出来ない。聖杯戦争に参加する者が『聖杯』に興味を持たない?聖杯戦争の聖杯の次の聖杯戦争?聖杯戦争に参加する英霊は事前に聖杯戦争に関するルール・現世界の知識を与えられる。膨大な知識を与えられるのだ。知識に記憶にインプットされてない単語が次々に聞こえる。
「『真聖杯戦争』『聖杯戦争』で活躍した英霊が参加出来る宴。
僕達は『真聖杯戦争』に参加する為に勝利する」
「ですので聖杯は貴方達に与えます。
私達の目的は『真聖杯戦争』の出場権・・・聖杯は無縁です」
「その話・・・乗った」
答えたのは『ガンナー』ではない。
大事な人の声。主君の声。護ると違った少女の声。
「真夜・・?」
「『ランサー』のマスター・・・君と同盟を結ぶ」
本当に突然で『ガンナー』は戸惑った。
「同盟成立だ。
僕達は君達を全力で守護する槍に君達は僕達を援護する『銃』に」
真夜の霊呪が輝いた。『ランサー』のマスターの霊呪が輝いた。
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