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世にも不幸な物語
第七章『外界人集合』
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ぁにぃ?私のお酒が飲めないというのッ!?」
 いきなり萃香がよってきて輝の首に腕を回した。かなり萃香に密着して解かった事がある。それは・・・
「お酒くさ!」
 そう、かなりお酒臭いのである。輝はこの臭いが鼻に来て直ぐに萃香を突き放そうとしたがすごい力で首にすがり付いて離れようとしない。見掛けによらず馬鹿力だ。
「言い忘れていたが、萃香は呑んべぇですごい怪力の持ち主だ」
 もっと早く言って欲しかった。
「どうしたどうした?何の騒ぎ?」
 この騒ぎに気付いて零も輝と萃香の部屋に集まってきた。
「お!萃香じゃん」
「おぉ〜風が言ってたもう一人の子か〜」
「零だ、よろしく。やべぇ、萃香かわえぇぇ〜〜」
「えへへ〜〜、もっといってぇ〜〜」
 なんかテレ始めた酔っ払い。
「輝てめぇ、萃香に抱きつかれやがって。妬ましい」
「安心しろ零。幼女に興味はない」
「つるぺったんに興味がないって!?失礼な少しぐらいあるもん!!」
「どこをどう変換して幼女がつるぺったんに変換する?これだから酔っ払いは・・・・・」
「てめぇの血は色だぁぁああ!」
 零はすごい形相で輝に襲い掛かって来た。
「ぎゃぁぁぁ!零が襲ってきたぁぁぁ!!助けてくれ風!」
「俺が止められる訳ないじゃん」
 何言っちゃてんの?的なテンションで言ってくる風。
 このとき初めて輝は心の底から、こいつウゼェェエ、と思ったのであった。
 零が輝の喉元目掛けて手刀で突こうとするその刹那。
「そこの3バカトリオ、ちょっといい?」
 タイミングよく霊夢が現れた。

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