男たちが出動
エンジョイ高校生活
第5話
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「あの2人は、あたしの息子と娘よ。」
「そうなんですか。」
「それでは近親相姦。」
「そうよ。」
「ごめんなさい。」
「彼氏でないんだ。」
美希と和希は、駆け足で豊島園駅へ向かった。
豊島園駅
「駅へ入るまでに、パパラッチらしき人たちに大分写真撮られてるわ。」
「姉貴がカップルを気取ろうとするからだよ。だからあんな騒ぎに。」
「和希、ところでどこへ行くの。」
「池袋だよ。」
「カード持ってる。」
「持ってないよ。これからチケット買う。」
和希は、券売機で池袋までの片道乗車券を購入した。
「じゃあ、電車に乗るよ。」
「うん。」
「ピッ。スルット、パッ。」
豊島園内出入口ゲート前
「和希は、あたしと美希にいつまでも甘えて男同士の付き合い方を知らないの。」
「美希のお母さん、そんなことがありますか。」
「僕たちにお任せいただけますか。」
「お願いしますよ。男の友情教えてあげて。」
「畏まりました。お任せください。」
「頼むわよ。さあ、遊び疲れたでしょ。これから温泉へ入りに行かない。」
「賛成。」
ラブたち5人とレミは、豊島園へ出て温泉施設『庭の湯』へ向かった。
豊島園駅停車中の電車内
「お待たせしました。各駅停車池袋行き発車します。次は、練馬に停まります。」
「ピーーーーッ。」
「プシュッ、ガラガラガラドン。ブーーーーーーーッキューーーンキューーンキューーンキューーンキューーーーーーー。」
庭の湯
レミとラブたち5人はここに到着した。
「皆様とはここで解散です。以後、ゆっくりお過ごしください。」
「はい。」
「毬栗頭の裕喜君、ちょっと残って。」
「はい。」
大輔と健人の2人は先に、男湯へ入って行った。
「裕喜君、あなただけここへもう一度来て。」
「はい。」
「送迎するからさあ。」
「エーーッ、乗せるの。」
「もちろん、家まで送迎よ。美希がどっか行ったから、助手席が空いているのよ。」
「そうですか。」
「そう。分かったね。」
「はい。」
「じゃあ、行って良いわ。」
「それでは失礼します。」
裕喜も男湯へ向かった。
「いいね、あたしたちも入るわよ。」
「はい。」
レミ、ラブ、祈里の3人は、女湯へ入って行った。
西武池袋駅
「ねえ和希。この百貨店の屋上へ行かない。」
「うん、いいよ。」
西武百貨店屋上
「和希、これからじっくり話したいことがあるの。」
「何、姉貴。」
庭の湯 夕刻
「あたなたちお2人さんは、バスで帰って。」
「はい。」
「良いなあ、裕喜。送ってもらえるな
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