男たちが出動
エンジョイ高校生活
第5話
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都立四ツ葉高校昼休み学生食堂
昼食メニュー購入後、テーブルに着いた3人の男子高生がいた。ミユキの弟でラブちゃんの幼な
じみでもある知念大輔、イガグリ頭の沢裕喜、メガネをかけたノッポの男でブッキーの幼なじみでもある御子柴健人の3人であった。
「ああ〜っ。憧れのあの娘と交際したい。」
「裕喜、まだ言っているのか。」
「99回申し出たけど全部失敗。これで100回目。」
「何だろう、このスタンプカード。」
「カオルちゃんのドーナツカフェって書いてあるぜ。」
裕喜は幼少時も含め、ミキタンに99回交際(友達付き合いも含む)を申し出たのですが、全てお断りされていたのであった。
「カオルちゃんも変わったことを考えてるなあ。」
「100回スタンプ押したら何かもらえるのかい。」
「ドーナツセット1人前だけど。」
「そうかあ。」
「どうだ、明日土曜日で学校休みだから誘ってみるか。」
「不安だな〜ぁ。」
「相手は、鳥越高校へ通うファッションモデルを目指しているスタイル抜群のあの娘だろう。なかなか、誘えないぜ。」
「うう、どうすれば。」
「仕方ねえなあ。ここは、同性友人つながりでラブにメールしておくか。」
「僕も、白詰草女子学院高校へ通うあの娘へメールしておくか。」
ラブのいる教室
「あっ、大輔からメールが来てる。」
「大輔君から。」
「どれどれ。『放課後、赤塚公園内にドーナツカフェへ来てくれ。それと、美希さんにも連絡してくれ。祈里さんについては健人君が連絡しております。』って。」
「ミキタンにも来て欲しいのか。」
白詰草女子学院内カフェテリア
「あっ、メールが来ている。健人君からよ。『本日、赤塚公園のドーナツカフェへ来て。』って。」
「健人君って、誰。」
「先輩の彼氏。」
「いや、そんなんじゃないけど、都立高校へ通学している幼馴染よ。」
「ヘエーー。」
「都立のお兄さんね。」
「まあっ。」
鳥越高校内学生食堂
「ラブからのメールだわ。『帰り、赤塚公園へ立ち寄って。』だって。」
「ねえ、ミキタン。今日も高島平駅で降りるの。」
「そうよ。」
「ラブちゃんって、地元の都立高校へ通っている子よね。」
「そうよ。中学の頃まで一緒だったからね。」
「一度会ってみたいわ。」
「麗子、高島平まで足伸ばす。」
「ううん、期末試験近いから、今回はやめとくわ。」
「そうか。」
「今日は蓮根まで同行するわ。」
「ありがとう、麗子。」
再び、四ツ葉高校学生食堂では
「どうだ、授業が終わったら、最近開業した占いの館へ行ってみるか。」
「それは良いねえ。その後、例の場所でラブと祈里さんを揃わせ
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