暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
0895話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
、魔法関係かのう?』
「そんな所だ。実は近々マブラヴ世界でハイヴを攻略する予定になっているんだよ」
『ほう? 鉄原ハイヴとやらを攻略した筈じゃが、もうかね?』
「もうって程じゃないと思うがな。ともあれ、そのハイヴはフェイズ5のハイヴでな。鉄原ハイヴよりも相当の大きさと広さを持つ。……ただ、俺が麻帆良の魔法使いに期待しているのは、ハイヴ内に突入するんじゃなくて、ハイヴの外で出てくるBETAの掃討だな。BETAは高性能なコンピュータに優先的に攻撃を仕掛けるから、それを思えば魔法使いはかなり強力な戦力となる筈だ」
『ふーむ……さすがに麻帆良としては頷くのは難しいのう』

 駄目か。そう思ったが、俺が次に何かを喋る前に近右衛門が再び口を開く。

『じゃが、麻帆良としては無理でも魔法使い個人としてそちらに出向くのなら、儂には止める権利はないな』
「なるほどな。分かった、それでいい。ただし、個人で来る場合は当然今回の件の報酬もその個人に支払う事になるぞ?」
『うむ。儂としてもそれで問題はない。魔法先生や魔法生徒といった魔法使い達に知らせておこう』

 魔法生徒は……いや、大学生とかでも魔法生徒の扱いになるのか。

「一応言っておくが、相応の実力が無い奴はこっちにとっても迷惑だぞ?」

 その言葉に近右衛門は頷き、暫く世間話をした後で通信を切る。

「さて」

 一瞬そのまま戻ろうかとも思ったが、ふとレモンの言葉を思い出す。
 イスルギ重工、か。マクロス世界に行っていたから顔を出していなかったが……さて、どうなっているんだろうな。
 そんな風に考え、OGs世界に置いてあるゲートへと通信を繋げる。
 ……だが。

「繋がらない?」

 首を傾げ、改めて通信を繋げようとするが……ゲートを経由しての通信装置が反応する事はなかった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ