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転生とらぶる
マブラヴ
0895話
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葉を聞き、そう尋ねてきたのはレモン。
 ハイヴ攻略と言うか、各世界の戦力が交わるということで商機が多いと喜ぶイスルギ重工社長のミツコの顔を思い出したのか。
 何だかんだ言って、この中でミツコと最も付き合いが古いのはレモンだ。性格の相性もそれ程悪くないので、気にはなっていたのだろう。
 だが、俺はそれに首を振る。

「イスルギ重工をここに関わらせると、この世界にとって致命的な事態になりかねない」

 利益を最重要視し、汚い手もなんのそののミツコだ。
 そんな人物をマブラヴ世界に対して関わらせようものなら、ホワイトスターを経由して他の世界と繋がっている事が知られ、色々と面倒な事態になるのは間違いない。
 このマヴラヴ世界でも暗躍されたりしたら致命的なダメージになりかねないだろう。

「……そう? ま、そうかもね。私としてはちょっと残念だけど。ただ、しばらく連絡を取っていなかったんだから、向こうにちょっと連絡してみたら?」

 レモンとしてもそれ程熱心にイスルギ重工の関与を勧めたかった訳ではないのか、あっさりとそう話を終える。
 その後は、色々とハイヴ攻略に関しての話をしながら食事を済ませるのだった。





「そうか、じゃあ頼む」
『うむ。オーブの最精鋭部隊であるアークエンジェルの派遣を約束しよう。ただし、指揮権に関してはマブラヴ世界の者達に渡さず、シャドウミラーの指揮下に入るということで頼む』
「分かってるよ。星刻からもその辺については念を押されているからな」

 ウズミの言葉にそう返す。
 ウズミにしろ、星刻にしろ、マブラヴ世界との取引を重ねることによって向こうの世界では色々と面倒な相手が多いという事は理解しているのだろう。
 下手に向こうの世界の軍隊に指揮権を渡せば、機体の接収程度はされるだろうという認識は持つ程度に。

「詳しい話はまた後日詰めさせて貰う」

 そう告げ、通信を切る。
 これでギアス世界、SEED世界、マクロス世界からの援軍は取り付けた。
 まぁ、マクロス世界の場合はS.M.Sの……しかもスカル小隊とピクシー小隊だけだけどな。
 本音で言えばマクロス・クォーターも参加して欲しかったが、戦場に対してちょっと巨大すぎるんだよな。他にも今の状況でマクロス・クォーターを見せたりすれば、オルタネイティヴ5派を勢いづける事にもなりかねないし。
 そんな風に考えつつ、ネギま世界へと通信を送る。
 魔法使いに関しては、一応聞いておくべきだろうと判断した為だ。

『ひょ? アクセル代表か。どうしたのかね?』
「ちょっと相談があってな」

 相変わらず長い後頭部をしている近右衛門にそう答えると、興味深そうな視線をこちらへと送ってくる。

『相談かね? わざわざ儂にという事は
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