マブラヴ
0895話
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に走り回るには、それなりに有効だろう。フロートユニットもあるし。
……まぁ、陽光のKMF部隊はそこまで練度が高くないのを考えると、期待のしすぎは禁物だろうが。
MSに関しては戦術機の上位互換的な扱いで活躍出来る……いや、バッテリー機だと考えれば難しいか。
ともあれ頼むとしたら当然オーブだから、バクゥ辺りは期待出来ないだろうな。
可能ならナタルが艦長を務めているアークエンジェルを何とか引っ張ってきたい。
キラ辺りがいれば戦力的にはかなりのものだが……今はモルゲンレーテの所属だし、難しいだろう。
「……で、ネギま世界はどうするの?」
マリューの言葉に周囲の視線が集まる。
「いや、修羅神だろ? なら地上で……」
「じゃなくて、麻帆良の魔法使い達よ。エヴァくらいの能力があれば、普通にBETAは倒せるでしょ。他にも魔法先生がいると考えると、戦力的にはかなりのものがあると思うけど」
「それは……」
思わず言葉に詰まる。確かにその辺に関しては予想していなかった。
だが、実際にエヴァや茶々丸辺りなら兵士級、闘士級といった小型種はあっさりと蹂躙出来るだけの実力を持っているし、あるいは要撃級や突撃級といった大型種。更には要塞級辺りにも対応出来そうな気がする。
……まぁ、そこまで実力のある魔法使いはそれ程多くないが。
ネギパーティがいればかなりの戦力にはなりそうなのは事実だし、回復魔法を使える近衛がいるのも大きい。
何より戦術機のようなコンピュータが無い以上、BETAに優先的なターゲットにはされない。……茶々丸以外は。
「確かにそれはありかもしれないな。BETAに狙われにくい生身での移動砲撃。……ステルス的な感じで考えても十分効果はある、か。幸いこのマブラヴ世界だとネギま世界の次くらいに魔法を使いやすいし」
そう言えば、BETAに占領されて自然が破壊されているこのマブラヴ世界でここまで魔法が使いやすいのは、以前から疑問だった。
それをエヴァに尋ねてみたところ、恐らくは地球が自分の危機に対して火事場の馬鹿力的な感じで魔力を生み出しているんじゃないかという可能性を指摘されたんだが……もしそれが本当だとすれば、この状態は長く続かない事になる。
なるべく早くBETAをどうにかして、地球を安定させる必要が出てくるだろう。
そういう意味では、ここで魔法使いに魔法を使わせるのは悪手かもしれないが……それでも、BETAを早く倒すというのなら十分採算は合う筈だ。
もっとも、その件に関しては近右衛門が了承すればの話になるが。
「食事が終わったらエザリアやレオンと相談して、問題無いようなら早速各世界に連絡を取ってみるか」
「イスルギ重工の方はどうするの? ここ暫く連絡してないけど」
俺の言
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