マブラヴ
0895話
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の方に手を回してVFやVB、デストロイドといったものも入手出来ないかと持ちかけているらしいからな。
「それでアクセル。今回はどこか他の世界に対して援軍を要請するの?」
ミートソースのパスタを食べつつも、フォークで上手く巻き取って綺麗に口へと運んでいたマリューの問い掛け。
「一番手っ取り早いのは前回と同様に修羅なんだが、修羅神は操縦に覇気を消費する以上ハイヴに突入しての長期戦には向かないしな。かと言って、ハイヴの中だとVFはその機動性を発揮しきれないし、デストロイドだと四方八方から攻撃されると運動性の鈍さで手が回らなくなるってことで、マクロス世界は取り合えず今回は却下だな」
タラコパスタを口へと運びながら考える。
S.M.Sのスカル小隊やピクシー小隊ならあるいは問題無いかもしれないが、そこまで無理をする程に戦力が足りない訳じゃないしな。
だが、そんな俺の言葉にコーネリアが首を振る。
「確かにハイヴ内に突入するという意味ではVFは向いていないだろう。だが、今度攻略するアンバールハイヴはフェイズ5で、オリジナルのカシュガルハイヴであるフェイズ6に次ぐ規模を持つ。それを考えれば、ハイヴ内には大量のBETAが存在すると思われる。それこそ、フェイズ2の鉄原ハイヴの時が笑える程度にな。アフリカ連合と中東連合が手を出すと言っても、こちらの軍隊はどうしても戦力が足りない。修羅神共々そっちに回って貰うというのはありだと思うが? S.M.Sの戦力を考えれば、光線級や重光線級のレーザーに関しても問題無いだろうし」
……なるほど。確かにそうかもしれない。
特にレーザーに関しては、マクロス・クォーターの方に集中……いや、シロガネとニヴルヘイムに向かうか?
ともあれ、外で戦う時に一番厄介な光線級、重光線級を心配しなくてもいい以上、コーネリアの言葉は正しい。
なら、いっその事……
「今回は、交流を持っている全ての世界に戦力を要求してみるか。どの世界の者達にしても、BETAという存在の標本は欲しいだろうし」
そんな風に呟いてみる。
どの世界もマブラヴ世界に対しては輸出をしている以上、実際に自分達の目で確認したいだろう。
幸いにもこのマブラヴ世界で色々と問題を起こしていた中国は日本の保護国となっているし、韓国は大東亜連合が頭を押さえている。
問題はソ連と……当然の如くアメリカだな。
こっちに関しては俺達で牽制するしかないだろう。
特にアメリカはシャドウミラーの友好国として存在しているだけに、ちょっと厄介かもしれない。
「なるほど、確かにそれは少し面白そうだ。ギアス世界やSEED世界であればハイヴにもある程度対応出来るだろうしな」
KMFのランドスピナーはハイヴという限定空間内を縦横無尽
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