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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
ALO編 Running through to take her back in Alfheim
Chapter-12 妖精の世界へ
Story12-3 リーファと共に
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移動する姿を見つけた。
「わあああぁぁぁぁぁ…………止めてくれぇぇぇぇぇ」
リーファはそんなキリトを見て、ホバリングしたままお腹を抱えて笑う。
そして、十分笑って満足したあとに無軌道に飛び回るキリトの襟首を捕まえて停止させ、コツを伝授した。
「これはいいな。
何て言うか…………このままずっと飛んでたい気分だ」
「そう!?やっぱりそうよね!」
嬉しくなったリーファはキリトに近づいて平行飛行に入った。
「慣れてきたら背筋と肩甲骨の動きを極力小さく出来るように練習するといいよ。あんまり大きく動かすと空中戦闘のときに剣振れないから。
じゃ、このままスイルベーンまで飛ぶからついてきて!」
リーファは向きを変えてスイルベーンの方角を向くと飛び始めた。
「もっとスピード出してもいいぜ」
リーファは少しずつ加速していった。
キリトの方はリーファのスピードについていく形で真横に追随していた。
気がつくと、前方で森が切れていた。
その向こうに色とりどりの光点の群が姿を見せる。
中央から一際明るい光のタワーが伸びているそこは、シルフ領の首都スイルベーンとそのシンボルである風の塔だ。
街はぐんぐん近付き、すぐに大きな目抜通りと、そこを行き交う大勢のプレイヤーまでもが見て取れるようになってくる。
「お、見えてきたな!」
風切り音の中、それに負けないように大きな声でキリトがそう叫ぶ。
「真ん中の塔の根元に着陸するわよ!」
「どうやって着地するんだ!?」
すでに、視界の半分以上が巨大な塔に占められている。
「えーと……ゴメン、もう遅いや。幸運を祈るよ」
リーファはにへへと笑うと、1人だけ急減速に入った。
「そ……そんなバカなああぁぁぁーーーー」
キリトが絶叫しながら塔の外壁目掛けて突っ込んでいった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
数分後、リーファにキリトは恨みがましい顔で言った。
「うっうっ、ひどいよリーファ……飛行恐怖症になるよ……」
「眼がまわりました〜」
ユイもキリトの胸から顔をし、ふらふらしながら肩に移動した。
リーファは両手を腰に当てて笑いを噛み殺しながら答える。
「キミが調子に乗りすぎなんだよ〜。
それにしてもよく生きてたねぇ。絶対死んだと思った」
「うわっ、そりゃあんまりだ」
「お詫びに回復してあげるから」
リーファは右手をキリトに向け
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