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もし、夜天の主に幼馴染がいたら
第7話  終わる日常
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。よろしくね』

海鳴病院の石田先生からの留守電で2人はどうしようかと言う話をした後、
風呂に入りそれぞれの部屋へ入って行った。
刹那は部屋に入ると疲れていたのかあっという間に寝てしまった。
そしてはやては今日買ってきた本をベットで横になりながら楽しんでいた。
楽しんでいるうちに時刻が23時57分になっていた。

「あ、もう12時・・・・」

それでもしばらく本を読んでいると、本棚にある鎖のついた本が怪しく輝き始めた。
この鎖のついた本ははやてが生まれた時からずっと側にあり、
そして捨てるにももったいないからと言うことではやてがずっと保管していた物である。
本が輝き始めたと同時に地震が起き、その地震のせいで刹那が飛び起きた。
そして刹那ははやての部屋へと駆けていた。
はやての部屋では鎖がついた本が勝手に本棚から離れはやての側に近づいて来ていた。

「あ、あぁ・・・・」

はやてはそのことに恐怖し始めていた。
すると、本についていた鎖が弾け、本のページがめくれていった。

「Ich sage eine Versiegelung ab(封印を解除します)」

いきなり本がしゃべりだした。
そして全てのページがめくられ終わると本は再び閉じ、はやての目線の位置まで降りてきた。
はやてはあまりの恐ろしさに後ずさりし刹那の名前を呼んでいた。

「Anfang(起動)」

と言った瞬間あまりにも眩しい光が部屋を襲った。
その眩しい光が部屋を襲うのと同時に刹那が駆けて来た。

「はやてぇぇぇぇっ!」

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