第二話 発動!金剛形態
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「てわけ・・・今でも夢か現実か分からないんだ」
「そっすか」
狂四郎の言葉に翼も考え込むと香澄が割り込んできた。
「もう!難しい話は無し!取りあえず!こいつは動くんだからいいじゃない!」
『そうそう!細かい事は気にするなって・・・ボソ・・・俺の仲間も来るし』
「・・・仲間?」
『いい!気にするな!』
(・・・隠し事が出来ない性格と見た)
烈斗頑駄無の様子を見てそうぼやく香澄だった。
そんなこんなで話を終えて帰ろうとするミツキは狂四郎にある事を告げた。
「そう言えば狂四郎さん人手は足りてるの?点検とかは?」
「出来ない訳じゃないけど人は雇えないかな〜」
「ちょうど良かった!じゃあウチの知り合いの子預かってくれない?」
「知り合いの子って誰?」
「いやはや〜自分探しの旅がどうの〜とか言ってる子なんだけどね〜結構有名な子よ〜狂四郎さん知らない?」
「いやはや・・・最近俺も地域密着型になったしなぁ・・・俺もそんな時期あったし・・・」
「そう?それじゃ誘ってみるから♪」
「は〜い」
そう言ってミツキが帰って行くと狂四郎が席に着き今後のことを話しあうのであった。
「うう〜ん新生闇軍団がどうとか言われてもなぁ・・・」
行き成りの事に頭を捻る翼。すると香澄が・・・
「せっかくだし!若武者探しもかねて大会に出てみたら!強い人がいるかもよ?」
『お!試合か!良いじゃねえか腕試しに!』
香澄の提案に烈斗は乗り気のようである腕をぶんぶん振り回した。
「たしかに・・・今のところ他にやる事無さそうだし・・・あ!」
狂四郎が何かを思い出したように店のカウンターの引き出しからポズターを取り出した。
「これなんかどうだ?地方ガンプラバトル選手権小学生の部」
「小学生の部か・・・最低3人か・・・」
ポスターの注意書きを見ながら呟く翼。すると香澄の方を見た。
「へ?私!?パスパス!!だってガンプラバトルやった事ないもん」
「だよな〜・・・手近なところで済ませようとしたのが悪かった」
「そうそう〜・・・!!」
諦めてくれた翼に安堵する香澄だがその時急に胸が高鳴った。第六感とでもいうのだろうかその感覚が翼がもっていたプラモボックスから発せられていたのかプラモボックスを見る香澄。
「?どうした?香澄」
「ううん・・・何でもない・・・多分・・・」
突然の感覚が収まったのか香澄は落ち着きを取り戻していると少し間隔をあけ翼がプラモボックスを手に持った。
「そっか・・・あの中には狂四郎さんの武者頑駄無が入ってるんだ・・・大切にしないとな」
「うん・・・そうだね・・・よし!それより!近くの
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