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勇者指令ダグオンA's どっこい
第十四話 玩具で儲けろ!
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何を言ってるんですか!これは!私がお爺ちゃんから遺伝した知能を振り絞って作り上げたカードゲーム!その名も『ヒーローカードミッドチルダ』!!」

「なんじゃそりゃ」

「百聞は一見にしかず」

そう言ってちゃぶ台を持ち出しフィールドを置く楓。フィールドには何やら5枚カードを置くゾーンとデッキを置くゾーン・ドロップゾーン・セメタリーゾーン・スペルゾーンと言うものがあった。

「それじゃ!まずデッキ置きま〜す」

「へいへい・・・」

楓に渡されたデッキをデッキゾーンに置く力。すると楓からおはじきを渡された。

「何だこれ?」

「ライフです!これが無くなると負けです!」

そう言ってライフと書かれたところにおはじき5つ置く楓と同じように置く力。

すると

「じゃ!説明込みで私が先行になりますね!」

まず楓が山札からカードを最初の5枚ほど引くとドローステップなのでさらに1枚引いた。

ここまでは何の変哲もないカードゲームのようだ。

「意外とまともだ」

「まだ何もやってないじゃないですか?」

力の関心を他所に楓は手札からヒーローカードをヒーローゾーンに置いた。

それは

「・・・はやてじゃん」

絶対に隠し撮り写真であろうはやての書かれたカード・攻撃力3000のライフポイント3・アタックポイント2と書かれていた。

「どういうこと?」

「このライフポイントって言うのはカードのライフポイントです。これが無くなっちゃったらヒーローカードはセメタリーゾーンに行きます。相手の攻撃力がカードの攻撃力を上回っていた場合はそのままセメタリーゾーンにカードを送ります。下回っている場合は相手のカードに記載されているアタックポイントの分だけカードのライフが減ります・・・スペルカードを使ってカードの攻撃力をあげて倒す事も出来ますが・・・スペルカードを使うにはコストを払わなければいけません・・・山札から記載された枚数をドロップゾーンに置かなければいけないのです・・・ただし山札無くなっても負けます」

「う・・・キラキラしたカードのコスト高いな」

「一概にキラキラしたカードだけ使っていれば勝てる訳じゃないのがこのカードゲームですとりあえず私はスペルカードのバリアを使います!これで次のお爺ちゃんの攻撃を1回防げます!ターン終了!」

そう言って山札からコストの枚数3枚をドロップゾーンに送る楓。力のターンでは・・・

「大体ルールは分かった・・・えっとじゃこれ」

力が出したのは飛鳥のカードだった攻撃力1500のライフ5アタックポイント1である。

当然はやてを倒すことは出来ないのだが・・・

「スペルカード!トライダグオン!!」

スペルカードを使用した力。フィー
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