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アカメが斬る! 抜刀必殺の帝具使い
第四話
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ってすぐのところで壁にもたれかかっていたチェルシーの横で俺も壁にもたれかかり、そう話をする。

「・・・もう二度と、あんな思いをしたくない。そうだよな?」
「やっぱり、カズキには分かっちゃうか・・・うん、ここの連中には、ああなってほしくない」

 俺とチェルシー、スレイブが共通して抱いているであろう思い。
 仕事を終えて帰ってきてみたら、チームのメンバーが全滅してたなんてことは。一気にたくさんの仲間を失うなんてことは、もうあってほしくないし、誰かがそんな目に会っていいとも思わない。
 俺達も殺し屋である以上、誰かをそう言う目に合わせることにもなるだろう。そこが裏の仕事同士の対決で起こる虚しさだ。だから、どうせなら仲間内でくらいは・・・

「・・・あーあ、ちょっとつらいなぁ・・・」
「だな・・・」

 そして、その時のことを思い出してしまい、俺達は二人揃って同じつらさを味わっていた。

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