第三話
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い方がいいだろうという結論に至ったことや、あれの力を十全に生かせるだけの材料をこちらでは手に入れられない事、そしてそもそも適応しなかったことなどから本部に送ることになった。
「それにしても・・・」
と、そこでチェルシーがいたずらでもするかのような、ニヤリ、と言う感じの笑みを浮かべ、
「マインってそんなことも知らないんだね。アハハ」
そう、笑いをぶつけた。歯を食いしばって握りこぶしを作っているし、今にも怒りそうな感じなんだが・・・
「さて、改めて新規メンバーを紹介だ。まずは・・・アレ?」
「ああ・・・チェルシーならあっち」
気づいたらさっきまでの場所にいないチェルシーをナジェンダが探していたので、チェルシーのいる方を指さす。そこでは、チェルシーがアカメの髪をいじっていた。
「アカメちゃんって近くで見ると本当に可愛いんだぁ」
「・・・・・・なんだいきなり」
「・・・はぁ」
つい呆れてため息をついてしまった。が、自由に行動をとることについては俺も何も言えないので黙っておく。
「私はチェルシー。同じ殺し屋同士仲良くしましょ。・・・はい、これあげる」
アカメに対して自己紹介をした後にガイアファンデーションから取り出した飴をアカメに渡した。
いや、さすがにそんなのじゃ・・・
「・・・・・・歓迎するぞ」
いいのかぁ・・・
「ああっ!アカメが餌付けされた!!」
「きっと長旅でお腹がすいてたんだ!!」
「・・・食いしん坊キャラなのか、彼女は?」
つい気になってあの様子を見てリアクションをあげた二人に尋ねた。
「ああ・・・まあ、そうだな。アカメちゃんはそんな感じだ。そんで・・・」
「ん?・・・ああ、そうか。俺はカズキ。これからはナイトレイドとして一緒に行動することになるから、よろしく」
とりあえず二人と握手をして、後ろの二人を前に出す。
「で、こいつらが・・・」
「マスターの・・・そうだな。普段はメイドの様な事をしているスレイブだ。一応、戦う事も出来る。よろしく頼む」
「メイドさんだと!?・・・確かに、言われてみれば服装は・・・!」
なんか、ラバックが興奮し始めた。
「ちくしょう!美少女のメイドさんが専属で、だと!?羨ましいぞこの野郎!」
「落ちつけ・・・」
頭を抱えたくなってきた・・・なんだこいつ・・・
「あー・・・ウチはまだ警戒されてるっぽいけど、いずれよろしく」
「あ、ああ・・・よろしく」
テリンガについてはまだ微妙な感じであるが、いずれどうにかなると信じよう。
「えっと、一応聞いておくけど・・・帝国を裏切る形になったことに何か思う事はあるのか?」
「いや、特には・・・冤罪で捕まるし、手術
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