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アカメが斬る! 抜刀必殺の帝具使い
第一話
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 俺はチェルシーとアイコンタクトをとり、俺の方から聞くという事で決定してから再びナジェンダの方に向き直る。

「判断基準は?」
「帝都ではこれから、帝具使いだけの特殊警察を組織するという。帝具使いに対抗できるのは帝具使いだけである以上、手の空いている帝具使いを誘うのは普通の事だろう?」

 帝具使いだけの特殊警察、か・・・かなり壮絶な殺し合いになりそうだな。

「何で俺達が帝具使いだと?」
「聞いただけだよ。まず無理だろうという前提で聞いてみたら、このテントに手が空いている帝具使いがいると言われてな。まさか、三人もいるとは思わなかったが」
「二人だよ。・・・ちなみに、その特殊警察ってのは誰が率いるんだ?」

 人数のところでナジェンダが疑問を表情に浮かべたが、今説明するのは面倒なので先に質問をする。

「ああ・・・エスデスだ」

 その瞬間、チェルシーが息をのんだのが分かった。俺としても、驚きを隠せない。ってか、厄介にもほどがあるだろ・・・

「そう言うわけで、私たちとしては即戦力になる者が欲しい。頼めるか?」
「・・・まあ、このまま暇を持て余しているのはなんだか申し訳ないしな。二人はどうする?」
「そだね〜・・・カズキが行くなら私も行こうかな。せっかくお互いに残ったんだし。スレイブちゃんはどする?」
「聞くまでもないだろう、チェルシー。私は剣。主のいるところが私のいるところだ」
「んじゃ、決まりだな。よろしく頼む、ナジェンダ」

 ナジェンダにそう伝えると、一つ大きくうなずいて、

「ああ。三人とも、ようこそナイトレイドへ」

 こうして、俺達三人のナイトレイドいりが決定した。

「そう言えば、帝具使いは誰なんだ?」
「ああ・・・俺とチェルシーだよ」

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