暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico9春ランラン♪
[14/14]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
い声が起きる。リンディ提督とクロノとエイミィが、フェイトとアリシアとアルフの側に駆け寄り、リンディ提督はフェイト達を抱きしめた。それは紛れもなく母親の姿だった。拍手や「おめでとうー!」が起こり、俺たち八神家も拍手をする。
「「アインス〜〜っ!」」
「主はやて! リイン!」
そんな中ではやてとリインが、アインスへと突っ込んで来てそのまま抱きついた。アインスはしっかりと2人を抱き止め、勢いを殺すためにその場でくるくる回った。翻るアインスとリインの銀髪、はやてとリインの背中から生える白い魔力の羽根。俺はアインスから受け取っていた(というか放り投げられた)デジカメの動画撮影機能で、彼女たちの姿を撮る。
「アインス、大好きやよ〜?」
「リインも大、大、大好きですよ〜?」
「はいっ。私も大好きですよ、愛しています!」
こちらは聖母と赤子の聖画と言った感じだな。はやてとリインを愛おしそうに抱きしめるアインス。俺はその光景をしっかりとデジカメと脳裏に焼き付ける。その3人の姿にシグナム達は涙ぐみ、俺も泣きそうになる。それほどまでに綺麗な光景だった。だというのに・・・
「わぁーっはっはっは! 宴はまだまだ終わらんぞ、皆の衆! 我を楽しませるために、もぉーっと騒げぇ〜〜い!」
――ディゾルディネ・カンビャメント――
空気を読まない、というよりは読めるほどの思考能力を失ったシャルロッテは、あろうことか花見イベント参加者全員を強制変身させた。そこからはもう大混乱。テンションが上がる者・下がる者、撮影会を始める者などが続出。それは日が暮れ始め、シャルロッテの魔力が尽きるまで行われた。
「――ま、こんな馬鹿騒ぎも悪くは無い、よな・・・」
“異界英雄エインヘリヤル”が一、レイチェル・アルカードのドレスに変身させられた俺はひとり騒ぎの中から離れ、騒ぎを見学しながらアリサの父――デビット氏が持って来たという年代物ワインに舌鼓を打った。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ