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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico9春ランラン♪
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たら確実に殺されるぞ、セレネとエオス。
「そして、とうとうなのは達も・・・」
座り込んだかと思えばゴロンと寝転がり、なのはとフェイトとアリシアは川の字になってそのまま寝息を立て始めた。あとは、「この程度で眠るなど笑止千万! もっと騒ぐがよい!」シャルだけだ。しかしこのテンション。やはり既視感は間違いじゃなかった。
「世界を、時代を、魂を越えて現れたな、酔いの鬼神!!」
前世のシャルの悪酔い状態に与えられた称号・酔いの鬼神。今のイリスは正しくその状態だ。いや、イリスなのかも怪しい。ひょっとすると、シャルロッテの人格が表層に出て来ているんじゃないのか? そんな嫌な予感は・・・
「我が言の葉は幻想紡ぐ鍵〜〜?」
その呪文を聞いたことで当たっているんだと確信した。シャルロッテが複製術式を発動させる際の呪文だ。“闇の書”事件の決戦の後、俺はシャルロッテに創世結界・“剣神の星天城ヘルシャー・シュロス”を返還した。
シャルロッテがイリスの体の支配権を得た状態――剣戟の極致の至りし者モード時、彼女は魔術を扱えるようになっている。そんな彼女に創世結界を丸ごと返還した。ゆえに、剣戟モードになると、それまでは扱えなかった結界内に残っていた複製術式も当然扱えるようになるわけだ。
「ちくしょう・・・!」
本来は俺とのキス(神秘のある魔力を流し込むための儀式)することで剣戟モードになれるはずなんだが、どうやら酔ったことでイリスが裏に引っ込んでシャルロッテが表に出、さらに“キルシュブリューテ”が暴走気味に目醒めてしまったことによるイレギュラーらしい。ダッシュでその場から逃げる。後の事? はやて達の事? 同性のユーノの事? ごめん、見捨てる。だって変な術式を掛けられて恥を晒すなんて真っ平ごめんだ。
「はぁはぁはぁ・・・」
「どうかしたんか、ルシル」
息を切らして来た俺に声を掛けてくれたのはヴィータで、「水でも飲め。落ち着くぞ」シグナムからは天然水のペットボトルを貰った。封が切れているが、誰の飲み止しなのだろうか。まぁ、それほど気にすることじゃないが。
「あら? はやてちゃん達はどうしたの?」
「何か食べ物を貰いに来たのか?」
シャマルとアインスからの問いに、「えっと、まぁ、その、なんだ・・・」俺は答えを言い淀んでしまう。
「どうしたのだ、ルシリオン。何か起きたのか?」
ザフィーラにすら問われる始末。ヴィータが「んだよ。あたしが見てくるから良いよ」そう言って特等席へ向かおうとするヴィータ。俺は「ちょっと待ってくれ」ヴィータの腕を取って制止を掛ける。
「なんで止めんだよ。何か見られちゃいけねぇもんでもあんのかよ」
不審がるヴィータに、シグナム達も不審の目を向けてきた。はやてやリイン、な
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