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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico9春ランラン♪
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族やんか、わたしらは。もっと弱いところも見せて」
撫でるのを止めたはやては再び俺の頭を抱きしめた。
「いつかきっと、わたしはルシル君を支えられるほどにまで成長するから。そやから今は引き下がるわ。そやけど必ず・・・絶対にルシル君の隣で、ルシル君と一緒に生きるから・・・。ちょう早いけど、ルシル君。わたしは・・・ルシル君のことが・・・」
それ以上はダメだ。はやてに想いを伝えさせてはいけない。すでに態度からして伝わってはいるが、言葉で直接聞くことだけは未だに無いし、あってはならないと思っている。俺には決めていることが1つあるんだ。はやてから告白をされた時、俺は・・・
「はやて! ストップだ、それ以上はダメ・・・だ?」
「すぅすぅ・・・Zzz」
寝息を立て始めたはやて。ホッと安堵した俺は、はやてを起こさないようにそっと彼女の腕を退かしつつ顔を上げた。と、「ドキドキ?」いつの間にか動物形態へと変身していたセレネとエオスが、俺とはやてをジッと見詰めていた。
「チューするの?」
「ギュってしないの?」
外見はリスとハムスターであるため、小首を傾げるその姿はとても可愛らしいんだが・・・「しない!」中身がマセている少女だから遠慮なく声を荒げた。するとセレネとエオスは「それでも男の子か〜」とか「意気地なし〜」とか、好き勝手なことを言って、アリサとすずかの元へダッシュ。そして、「きゃっ!?」アリサと、「ひゃん!?」すずかの足を伝って服の中に侵入した。
「ちょっ、やんっ、だ、ダメだってば!」
「くすぐったい! んぁ、そこ、ダメ・・・!」
服の中を動き回られることでアリサとすずかが変な声を出しながらジタバタと暴れ、服の中からセレネとエオス(であることが判っているかどうかは不明だが)を出そうとする。そんな2人を見て・・・
「にゃはは、アリサちゃんの踊り、すっごい激しいね〜♪ かっこいい〜!」
「すずかー! しおらしい踊り、可愛いーっ♪」
「わたし達も一緒に踊る〜♪」
酔っぱらっている所為で上手く思考できていないなのはとフェイトとアリシアが、酔いとは別に顔を真っ赤にして悶えているアリサとすずかの側に駆け寄り、「わぁ〜い♪」踊り始めた。なんて・・・なんて酷い状況だろう。
「「おらー! 男の子だったら、これくらいやってみろーっ!」」
「出来るかぁぁーーーー!!」
そんな破廉恥な真似、相手が子供だからこそ不可能だ。もちろん大人の女性にもしたらアウトだ。そう、俺が男である以上は絶対に出来ない事だ。というか、「いつまでやっているんだ!?」ツッコみを入れる。アリサとすずかもとうとう座り込んではまだ悶えた後、「ひゃぁぁぁぁ!?」悲鳴を上げて、コテンと倒れ込んだ。うわぁ、アリサに記憶が残ってい
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