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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico9春ランラン♪
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微笑ましく見る。

「リイン、アインス。今日はみんなで楽しもうな♪」

「は、はいです・・・!」

「はい。主はやて」

本当に幸せそうに笑顔を向け合うはやてとアインスとリインを見て、わたし達も嬉しくなってまた笑顔が生まれた。 それからお花見の準備が整うまで他愛無いお喋りをしながら桜を眺めてると、「あ、はやてちゃん。ヴィータちゃん達も来たよ!」そう言ったなのはの指さす方には、シグナムとヴィータとシャマルとザフィーラが居て、リンディ提督やクロノのところへ合流していた。

「レティ提督も一緒だね。それと、もう1人の女の人は・・・?」

「ちょっ、ヴァスィリーサ准将!? なんで!?」

「おお、リアンシェルト総部長や」

フェイトの疑問にわたしが答えたんだけど、その正体には驚いた。リアンシェルト・キオン・ヴァスィリーサ運用部総部長だった。よほどの事がない限りは本局から出られないって有名なのに。

「あの人がヴァスィリーサ准将さんなんだ・・・」

「名前だけしか知らなかったけど、思ってたより若いんだね〜」

「若いって言っても・・・少なくとも30代後半で、リンディ提督よりは年上だったはず・・・」

「外見って割と当てになんないわよね、あたし達の周りに居る大人たちってさ」

わたしがそう言うとアリサが腕を組んで唸った。わたしもなのは達も「そうだね」って苦笑。リンディ提督やレティ提督、桃子さんも、子持ちとは思えない程にすっごい若い外見だもんね〜。

「レティ提督とリアンシェルト総部長にご挨拶せなアカンな。アインス、よろしくや」

「あ、はい」

「みんなはどないする? 一緒に挨拶に行く?」

時空管理局が始まって以来の“無敵無敗(トップエース)”と謳われる氷結の魔導師、ヴァスィリーサ准将やレティ提督に挨拶しに行かない?っていうはやての問いに「行くよ」わたし達も挨拶に行くって答えた。人事などを司る運用部の全権限を有するヴァスィリーサ准将には、わたしやはやて達はもちろん、なのは達も少なからずお世話になってるからね。
みんな一緒に小高い丘を下って、みんなの家族と挨拶を交わしてたレティ提督とヴァスィリーサ准将に「こんにちはー!」挨拶をする。

「あら、こんにちは、みんな。今日はお誘いいただきありがとう」

微笑みを浮かべてくれたレティ提督に、「楽しんでいただければ幸いです♪」みんなで笑顔返し。そしてわたし達の視線はヴァスィリーサ准将へと向けられた。リンディ提督が「レティ。リアンシェルト先輩を強引に誘ったんじゃないの?」ボソッとレティ提督に耳打ちしたのが聞こえた。

「だって先輩、暇そうにしていたから。それに本局を出ることの条件も満たしているし、ちょうどいいかな、って」

リンディ提督とレティ
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