課金厨に、俺はなる!
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つきストレージ枠(一枠30項目)が一つプラスされるようだ。
更にMAX強化に到達すると一枠の重量制限が取り払われる様だ。
「まぁ、たった5000円だしな…」
そう言って俺は最終強化まで課金した。
「あとはアバターだよなぁ…あった」
正直このアバターで人前に出たくない。
俺は課金の欄にあるアバターデコレートと掛かれた項目をタッチした。
「えーっと……」
アバター変更には三つあった。
一つは精密デコレート。
自分の手でいじくり回すことが出来るらしい。因みに9800クレジット。高過ぎる。
次にスキャニングデコレート。
これはSAOにもあったように身体をスキャンしてアバターを生成する方法だ。これは1500クレジット。
最後に直接には関係ないが、ガチャガチャがある。
これはランダムで出てくるアクセサリーや武器、防具を引くことができ、レアなアイテムも出現するようだ。一回につき300クレジットは妥当なところだろうか?
「スキャニングで良いだろ」
『スキャニングの選択を確認しました。
スキャンを開始します。動かないで下さい』
アナウンスが流れ、俺の足元から光の輪っかが上昇し、今まで表示されていたアバターが現実の俺の身体と同じになる。――――顔以外は。
「何でだよ!ナーヴギアじゃないから顔の形が分かりませんってか!?
こんな厳つい青少年がいるわけねぇだろ!」
何だよこれ!課金を促す仕組みバッチリだな!?
冗談じゃねぇぞ!
「くっ!ちょっと高いがやるしかない!」
俺は精密デコレートを選択し、イライラしながら顔の形を整えていった。
つーか顔変えるのに10000はやり過ぎじゃねえのか?5000位が普通だろ!
ようやくまともになったアバターに満足し、俺はまた課金メニューに目を通した。
「コンバーターオススメ……?うっわ…すげ」
一番下の欄に、コンバートしてきたプレイヤーにオススメのアイコンがあった。
俺はその欄をタッチして見る。
すると出るわ出るわの課金スキル。
おまけにどれも1000クレジットは必要になっている。
一応コンバートしたアバターの能力は引き継げるからそこまで困ることはない。
しかしこればっかりはどうだろう?
索敵に始まり隠蔽、アスリート、射撃、精密射撃、幸運、経験上昇、銃器対応、etc...
一応再コンバートは出来る筈だから持ってないスキルを貰うとしよう…。
「えーっと先ずは、幸運と経験上昇…アスリート?…まぁいいや。
それから…」
――――選ぶこと十数分。
合計で7個のスキルを習得し、購入した。
選んだスキルは幸運、経験上昇、アスリート、射撃、精密射撃、遠観。
最後の遠観についてはスコープや双眼鏡無しで遠くが
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