暁 〜小説投稿サイト〜
ウイングマン ビッグプラススモールプラス
混沌 新たなる助っ人
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モールプラスにクロムレイバーを向けたのだ。
「うわっ」
いきなりのウイングマンの攻撃にスモールプラスも逃げ腰だ。
「今度は私が相手よ!」
逆に桃子はビッグプラスに攻撃を始めた。
連続キックだ。
いつものコスチュームのタイトスカートよりも今のプリーツスカートは軽い。激しく動くと、簡単にひらひらとめくれてしまう。
動きが早いので一瞬ではあるのだが、時折、スカートの間からパンティ替わりの葉っぱも見えていた。
その葉っぱがビッグプラスの心に火をつけた。
「お前、なかなかおもしろい格好してるじゃねえか!」
なんと体を張って桃子のキックを両手で受け止めたのだ。
「何っ!?」
それだけではなかった。
「きゃあああああっ!」
ビッグプラスはそのまま片手でキックしてきた右足を押さえ、左足も捕まえて桃子を逆さ吊りにしてしまったのだ。
逆さになれば当然、重力には逆らえない。スカートが全開にめくれてしまい、葉っぱのパンティも丸出しになってしまった。
「どうした、ピンク!?」
スモールプラスとの戦いで状況を把握していなかった健太だったが、桃子の悲鳴に振り向こうとした。
しかし、さらに桃子からの絶叫が――
「リーダー、こっち見ないでぇっ!!」
必死の叫びだったが時すでに遅し。
振り向いた健太は桃子の葉っぱパンティに釘付けだ。
「おっ!!!?」
ビッグプラスは勝ち誇った顔をしている。
「ゲヘヘ、お前すごい格好をしてるよなあ」
「し、仕方ないでしょ、あんたのせいで服が破けちゃったんだからぁっ!」
顔を真っ赤にして桃子は泣きながらスカートを必死に押さえて股間を隠そうとする。
しかし、ビッグプラスは追い討ちをかける。
さらに桃子の両足を広げようと力を入れた。
「もうっ! 足を広げるのもやめてよぉ〜!!! お願いだからぁ〜!!」


3.
ウイングマンは桃子とビッグプラスの動向に釘付けになった。
スモールプラスは完全に置いてけぼりを食らっていた。
「オレを忘れてやがる……」
しかし――
「ということは、チャ〜ンス!」
スモールプラスはウイングマンに光線を向けて放とうとした。
「小さくなればお前なんかにぎりつぶしてや……」
ドン!
スモールプラスの背中に衝撃が走って、前のめりに倒れた。
誰かがスモールプラスに蹴りを入れたのだ。
ビームは放たれたが明後日の方向だ。ウイングマンにはかするどころか放たれたことすら気づいていない。

しかし、この攻撃は完全に予想外だった。
さっきも同じような展開を経験していたばかりなので警戒はしていた。
しかし、桃子とウイングマンの動向は確認している。
小さくなった美紅が自分を攻撃をできるはずもない。
警戒するべきところにはそれなりに注意を払っていた。
それなのに攻撃された
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