歌劇――あるいは破滅への神話
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胸に恐慌が吹き荒れた。
雪と沈黙と、舞台の裏を覗いてから客席に座るに至るまでの記憶の欠如に耐えかねて、ウラルタは立つ。階段状の通路に出て駆け上がる。そのまま歌劇場内部へ続く、円柱の並ぶ廊下へと逃げこんだ。
ここはまだ舞台ではない。
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