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もし、夜天の主に幼馴染がいたら
第6話  はやての1日
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で解らない所を後で教えて欲しいと頼んだりして楽しんでいた。
こうして、夕食の時間も終わり風呂に入るのだが・・・・
ここにいるのは脚が不自由な女の子と健康な男の子の2人だけ。
他に女の子がいるわけではないので自然と刹那がはやてを抱えて風呂に入るのだ。
刹那にとってはそろそろ辛い時期でもあったりする。
だがはやてはそんな事を気にせず風呂に入っていた。
お互いの背中を流し、2人で湯船に浸かったりしていた。
刹那の辛い時間はあっという間に終わり、2人は勉強をしていた。
はやては刹那から解らないところを教えてもらい、刹那は教えながら宿題をやっていた。
それが終われば寝るだけであった。

「ねぇ、刹那君」

「なんだ?」

だが、今日はやては普通には寝ようとしなかった。

「今日、一緒に寝えへん?」

「なんで?」

はやての発言に嫌そうに聞き返す刹那。

「ええやん。たまには一緒に寝ようよ」

「やだ・・・・」

刹那は断固として拒否した。
だが・・・・

「お願い。たまには、ね?」

「うっ・・・・」

(そんな上目遣いで俺を見るな!そして可愛らしい声で言うな!)

刹那ははやての仕草にたじろいでしまった。
そして、その上目遣いの前に遂に折れた。

「わかった・・・・わかったからその仕草をやめろ・・・・」

「ほんま!ありがとな刹那君!」

そんなやりとりをした後、2人は眠りについた。
だけど、刹那は眠れるわけがなく、翌日は寝不足の状態で学校へ行ったのはまた別の話。

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