第012話 執念のゼロ
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カッコつけて守るのが男ってモンだろッ!!』
セキレイはそう心の中で叫んだ。
もちろん、それは誰にも聞こえない。
静かなる覚悟の叫びだった。
「焼け死ねッ!!」
ゼロの剣がセキレイの腕に近づいていた。
灼熱の炎の熱さにセキレイは真っ向から挑んだ。
ガキイイイィィィィィィィィィィィィィィィィイインッッ!!
ゼロの剣がセキレイの身体に弾かれた。
否、彼の影から飛来した巨大な何かによって弾かれたのだ。
大きな鉤がセキレイとゼロの間を漂っていた。
そして、猛烈な勢いで影に向かって戻って行った。
ギュルルルルルーーーーーーッ! ガコンッ
巨大な影の肩パーツにその鉤は回収された。
そして、その姿には見覚えがあった。
?ま、間に合ったかッ!?
「ボ、ボブ!!」
全員はそこにいた戦場の青き悪魔、″レヴィアタン″と
その搭乗者、ボブに向かって叫んだ。
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