第012話 執念のゼロ
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て人、殴っちゃった‥‥‥‥‥‥‥」
ハトは手を押さえて、少しあわあわしていた。
そこにセキレイたち4人は急いで駆け寄った。
「作戦大成功よ!よくやったわハトちゃん!!」
「スゲェなハト!!つーか、さらにデカくなってねぇか!?」」
天井までの高さが、確か約20mらしいが彼女がジャンプすれば
届きそうなくらいの超巨大な姿にハトはなっていた
「目測、大体15mくらいじゃな。大きくなったのぅ」
「いや、なりすぎだろ、ハハハ」
冗談交じりだが、冗談じゃない。確かに、彼女は大きくなったり
小さくなったりしていたが、急に倍以上にまでなるものなのだろうか。
ハトは顔を下に向けて、全員を見下ろした。
「うわわ‥‥‥なんか慣れないし、恥ずかしいよぅ‥‥‥‥‥」
注目された為、顔を赤くして言った。
それに、オマケなのかハト自身のスタイルが非常によくなっていた。
腰が大きくなってるし、手足もすらりと長く伸びており
なんと胸までも‥‥‥‥‥‥‥少なくとも13歳には見えなかった。
ハトは自分の身体を見回した。
「お胸が膨らんでる‥‥‥‥ちょこっとだけ嬉しい‥‥‥‥‥えへへ」
ハトは両手を胸に当ててつぶやいた。
そして、ゆっくりと身体を回してみんなに見せびらかした。
「大人になったらこんな感じになるのかな?」
彼女は回るのを止めて
誰にというわけでもなく訊いた。
「‥‥‥‥‥そうなったらいいわね♪」
カツコに微笑みながらそう言われて
ハトは笑顔で大きくうなずいた。
ハトの″超技術″、″巨人制御《ギガンティックコントロール》″とは
体内のエネルギーを大量に消費して、周りに原子を生成し
水やタンパク質などの人体と同じ成分を合成することで
巨人体を瞬間的に構築するという能力である。
しかし、ハトは今までこの″超技術″を認識していなかったため
無意識的に若干、巨大化することが多々あった。
しかしカツコに言われて、自らの″超技術″であると認識したハトは
任意で″超技術″を発動し、全力で巨大化したのである。
今までは漏れ出た力で巨大化していたので数m程だったが
現在での最高は、つい先程の約15m級状態である。
体力があれば、もっと巨大に慣れると予測している。
ちなみに、巨大化時に大量発生する蒸気は
周りに生成した原子の残りである(人体にはもちろん無害)
※某漫画のアレを想像したらすぐに分かるはずです。
来ているスーツは特別製で、通常のサイズの約30倍に伸びるらしい。
(前に撃たれた時も、足には怪我を負ったが身体にはなかった)
この戦いについての説明を加えさせてもらいます。
まず、カイエンがゼロをこの廊下に追い込んで
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